ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

2020-08-26から1日間の記事一覧

砥上裕將「線は、僕を描く」(講談社)

本屋大賞候補にもなり、世間でとても評価が高かったので読むのを楽しみにしていた 作品。心を閉ざした青年が、水墨画の世界に足を踏み入れ、絵を描くことで自分を 取り戻して行くお話。 えぇと。うーーーーん。なんだろう、確かに評価されるのはわからなくな…

ほしおさなえ「紙屋ふじさき記念館 麻の葉のカード」(角川文庫)

ほしおさんの新シリーズ。今度は東京日本橋の、和紙の記念館が舞台。紙や紙製品に 魅せられた女子大生と、和紙の記念館の館長を勤める気難しい青年が織りなす ハートフルストーリー。 和紙の奥深い世界が垣間見られる作品で、活版印刷三日月堂のシリーズとは…