ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

な行の作家

野村美月「むすぶと本。『さいごの本やさん』の長い長い終わり」(KADOKAWA)

文学少女シリーズを放置したまま、もう何年経ちましたでしょうか・・・。一時期 めちゃくちゃハマって、古本屋でシリーズを買い集めていたのだけれど、思う ように手に入らないので、そのままになってしまった。買ったシリーズも、途中 までしか読めてないし…

七月隆文「ケーキ王子の名推理5」(新潮文庫nex)

シリーズ第五弾。前作の最後でようやく想いが通じ合った二人。付き合い始めの 二人のその後が描かれます。 せっかく両想いになった割に、全然ラブラブな雰囲気がないのでちょっと拍子抜け。 まぁ、相手が無愛想でスイーツバカの颯人だから仕方がない。一応カ…

似鳥鶏「難事件カフェ2 焙煎推理」(光文社文庫)

以前に読んだ『パティシエの秘密推理』の続編。あれから、もう7年が経っている らしい。そして、7年経って続編が出ることになり、タイトルを変更し、1巻も 新装丁になって発売された模様。なんか、雰囲気全然違ってる^^;前は もっと甘い感じの表紙じゃ…

長岡弘樹「つながりません スクリプター事件File」(角川春樹事務所)

長岡さん最新作。今までの作品とはまた全然違ったテーマで来ましたねー。映画制作 現場で記録係(スクリプター)として働く真野韻(まのひびき)が活躍する 連作短編集。スクリプターという職業、恥ずかしながら初めて知りました。映画 監督の片腕的な役割を…

長岡弘樹「緋色の残響」(双葉社)

長岡さん新刊。『傍聞き』に出て来た女刑事・羽角啓子とその娘・菜月が活躍する 連作短編集。シリーズとしては三作目(『傍聞き』はノンシリーズの短編集に 収録されていましたが)に当たりますかね。『傍聞き』では小学生だった菜月ちゃん も、今作では中学…

法月綸太郎「赤い部屋異聞」(KADOKAWA)

いろいろな作品のオマージュ作品ばかりを集めた短編集。9作収録されています。 原典を読んでいる作品が多分一作もなかった為、オマージュと言われても、 いまいちピンと来なかったのが悲しいのですが・・・まぁ、元ネタを知らなくても 全然問題なく読める話…

永嶋恵美「泥棒猫リターンズ 泥棒猫ヒナコの事件簿」(徳間文庫)

なんか、タイトルに覚えがあったので、てっきり読んでいるシリーズかと思って 借りたんですけど、未読だったみたいです・・・またも三作目から読むという 愚行を犯してしまった・・・。あちゃー。しかも、一作目から8年も経っている 設定らしい上、一話目の…

西澤保彦「逢魔が刻 腕貫探偵リブート」(実業之日本社)

久しぶりの腕貫探偵シリーズ。リブートってついてるけど、どういう意味が あるのかな、と調べてみると、パソコン用語で再起動って意味だそう。 コンセプトや解釈を変えて作品を作るって意味があるらしい。ってことは、最初の シリーズとは微妙に設定が変わっ…

似鳥鶏「七丁目まで空が象色」(文春文庫)

動物園シリーズ第五弾。今回は、至ってシンプルな内容。マレーバク舎新設に 当たって、飼育方法等を学ぶために山西市動物園にやって来た、桃本たち お馴染みの楓ケ丘動物園メンバーたち。研修を受けていると、桃本にとって 意外な人物が目の前に現れた。動物…

西澤保彦「沈黙の目撃者」(徳間書店)

死者の骨を材料にして作ったカップに特定の液体を注ぐと、その死者の魂がカップ に宿り、液体が入っている間だけ話が出来るようになる――殺人を目撃した筈 の死者は何を語るのか?かなり特殊な設定の異色ミステリー集。 奇抜な設定ですが、きっちり本格テイス…

長岡弘樹「風間教場」(小学館)

教場シリーズ最新刊。お正月にドラマ放映したばかりだから、タイムリーに 出版されましたよね。正直、ドラマ化のニュースで風間がキムタクって聞いた 時は、『全然合ってないよ~~~勘弁して!』って思ったんですけど、実際 観てみたら、意外とハマっていて…

夏川草介「勿忘草の咲く町で~安曇野診療記~」(角川書店)

夏川さんの新シリーズ(多分)。ただ、今回も長野県の病院を舞台にした医療もの というところは共通しています。『神様のカルテ』シリーズとのリンクもあって、 あちらのシリーズのファンには受け入れやすいのではないかな。今回は看護師の 月岡美琴と、彼女…

成田名璃子「今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私」(メディアワークス文庫)

『金曜日の本屋さん』シリーズが気に入った成田さんの最新作(多分)。夫の 浮気で突然離婚を突きつけられた涼子は、茫然自失のまま一人娘を連れて実家に 出戻る羽目に。両親は表面上は温かく迎えてくれているが、同居している兄嫁に 気兼ねしているのは丸わ…

似鳥鶏「目を見て話せない」(角川書店)

似鳥さん最新作。似鳥さんは、いろんなタイプの探偵役を生み出してますが、 今回の探偵役は、また今までにない斬新なタイプで、新鮮でした。というのも、 今回の主人公である藤村京は、他人の目を見て話が出来ない、いわゆるコミュ障。 晴れて国立の房総大学…

法月綸太郎「法月綸太郎の消息」(講談社)

久しぶりののりりんシリーズ。予約本が重なって借りたはいいものの、読めるか 微妙なところだったんだけど、やっぱりこのシリーズは抑えておきたいので、 他の本を一冊諦めました(伊岡さんだった・・・)。 今回は四作収録されています。 ホームズとポアロ…

貫井徳郎「罪と祈り」(実業之日本社)

貫井さんの最新長編。誰からも慕われていた元警察官の濱仲辰司が隅田川の橋脚で 死体となって発見された。当初は事故と思われたが、遺体の頭部には殴られた痕が あり、殺人事件の可能性が高いと見做された。息子である濵仲亮輔は、真面目で実直な 父親が誰か…

中島京子「夢見る帝国図書館」(文藝春秋)

はじめましての作家さん。直木賞を獲られた『小さいおうち』は気になりつつも、 未読。図書館新着案内でタイトルと内容紹介を見て、図書館ヘビーユーザーとして 見逃せないお話っぽいなぁと思って予約してみました。 明治に出来た日本初の国立図書館であり、…

東野圭吾「希望の糸」/長岡弘樹「119」

どうもこんばんは。ヤフーブログ終了までついに一か月を切りましたね。私も、 こちらでブログ更新するのはあとわずかになりそうです。未練たらたらで、こっちで しつこく更新してたんですけどね。ブログ移行報告をされる方も大分多くなりましたね。 とりあえ…

名取佐和子「寄席わらしの晩ごはん」/秋川滝美「マチのお気楽料理教室」

こんばんは。あっついですねぇ。なんか急に真夏の暑さになったから、身体が ついていかない感じ。夏ってこんなに暑かったんだっけ・・・。 今年は夜になっても気温が下がらないから、寝ている間もエアコンつけっぱなし。 今月の電気代ヤバそうだなぁ・・・^…

梨木香歩/「椿宿の辺りに」/朝日新聞出版刊

梨木香歩さんの「椿宿の辺りに」。 皮膚科学研究員の佐田山幸彦は三十肩と鬱で、従妹の海子は階段から落ち、ともに痛みで難儀 している。 なぜ自分たちだけこんな目に遭うのか。 外祖母・早百合の夢枕に立った祖父から、「稲荷に油揚げを……」の伝言を託され…

鈴木るりか「さよなら田中さん」/似鳥鶏「育休刑事」

こんばんはー。台風襲来でどうなることかと思いましたが、東京はさほどの雨も 降らず、さらっと行ってしまってちょっと拍子抜けでした。今日仕事だったんで どうしたもんかと戦々恐々としていたのですけどね。 まぁ、取り越し苦労で良かったです。雨で出勤は…

名取佐和子「ペンギン鉄道なくしもの係」/住野よる「麦本三歩の好きなもの」

こんばんは。今日はやっと春らしい温かな一日でした。最近ずっと寒かった ですからね~^^;でも、この寒さのおかげで桜が長持ちしているのは嬉しい。 相方と今週末にお花見に行こうと話していたので。明日から本格的に気温が上がる みたいなんで、週末まで…

夏川草介/「新章 神様のカルテ」/小学館刊

夏川草介さんの「新章 神様のカルテ」。 信州にある「24時間365日対応」の本庄病院に勤務していた内科医の栗原一止は、より良い医師と なるため信濃大学医学部に入局する。消化器内科医として勤務する傍ら、大学院生としての研究も 進めなければならない日々…

名取佐和子「ペンギン鉄道なくしもの係リターンズ」/藤崎翔「時間を止めてみたんだが」

こんばんはー。今日は春のような陽気でしたね。今週は暖かい日が多いそうで、 寒がりの私にはちょっと嬉しい。春ももうすぐですかねー(気が早い?w)。 今日も二冊ご紹介~。 名取佐和子「ペンギン鉄道なくしもの係リターンズ」(幻冬舎文庫) 『金曜日の…

貫井徳郎「女が死んでいる」/森晶麿「黒猫のいない夜のディストピア」

どうもこんばんは。寒い日が続きますね。雪がちらつく日もありましたし。 来週は大分温かくなるそうですが。寒暖の差が激しい時期なので、体調管理には 気をつけたいですね。インフルも異常に流行っているようですしね。私は今年も (今のところは)罹らず済…

大倉崇裕「死神刑事」/長岡弘樹「救済 SAVE」

こんばんは。お正月休みも明けて、すっかり通常営業の日常が始まりました。 今回は年末年始のお休みが長かったので、仕事モードに戻るのが辛かった・・・。 寒いから朝起きるのもツライ。めだかも寒くて動きがのんびり。人間もめだかも 寒いのが苦手なのは一…

伊坂幸太郎「フーガはユーガ」/似鳥鶏「そこにいるのに」

みなさまこんばんはー。あけおめ、ことよろでございます。 お正月はいかがお過ごしでしょうか。私は今年も普段とあまり変わらず。 1日に実家に挨拶に行って(甥姪にお年玉+各種お祝いでお金がすっからかんに・・・)、 2日は隣町のデパートで福袋商戦に参…

藤野恵美「ショコラティエ」/西澤保彦「幽霊たち」

こんばんはー。メリクリです。 今日は相方が夜勤なので、クリぼっちのワタクシ。クリスマスは昨日のイブに やりました。ケーキ買いに隣町のデパートに行ったら、激混み。イブで祝日だった せいもあると思いますが・・・。比較的行列の少ないところでケーキを…

森見登美彦「熱帯」/名取佐和子「金曜日の本屋さん 冬のバニライアス」

こんばんは。寒いですねぇ。今年の冬は暖冬のハズではなかったのか・・・。 職場が寒くて、手足の冷えがひどいです。仕事ない時は休憩室ガンガンに 暖房つけて閉じこもっております・・・。 今日も二冊ご紹介。 森見登美彦「熱帯」(文藝春秋) モリミー最新…

中田永一「ダンデライオン」/碧野圭「書店ガール7」

こんばんはー。11月ももう終わりですね。今年も残り一ヶ月かぁ。 各種ランキングも気になるところですね。自分のランキングもぼちぼち考えて 行かなくては。今年は去年より冊数行ってる気がするんだけど(予約本ラッシュが 多かったから・・・)、どうだろ…