ミステリ読書録

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W杯総記

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約1ヶ月のW杯の熱戦が終わりました。初戦のドイツ戦から観た試合はほとんどレポートを
書いて来ました。印象深い試合ばかりですが、やはり決勝Tの試合は面白かったですね。

思えば4年前の日韓共催大会。私は応援チームがことごとく負けて行くので、毎日試合を
見る度にショックを受けていたような覚えがあります。一番初めがフランス。ジダン
見れると心躍らせていただけに、予選敗退は本当にショックでした。そして日本。
惜敗だっただけに、悔しかった。その次にイタリアとスペイン。これを打ち負かしたのが
韓国だったのが一番ショッキングでした。韓国の健闘を称えるべきだったのでしょうけど、
私としては腹立たしくて、しばらく赤いものを見るだけでむかついてましたっけ。
日本を負かしたトルコが韓国に勝った時だけですね、応援チームが勝ったの。
勝戦では、とにかく欧州の国が勝って欲しいのとカーンがいるというだけの理由でドイツ
応援していましたが、結局ブラジルの優勝。ことごとく勝利の女神にそっぽ向かれる
結果でした。

でも、今大会は逆。日本は早々に予選敗退してしまいましたが、順当に応援チームが
勝ち上がって、どの試合も楽しかった。強豪国同士の戦いというのは本当に見ごたえが
あるのだということがわかりました。ブログにレポートを載せていたのも大きかった
ですね。かなり細かく見れたし、FIFAのHPも参考にして知識も広がったりして、
いい勉強になりました。

そしてやはり特筆すべきはジダン。今大会は彼を見る為だけにあったかのような展開
になって行きましたね。それはファンとしては本当に嬉しいことでした。
実は、フランスは応援してたのですが、正直、決勝まで行くなんて思ってもいなかったです。
前回大会以来、下馬評も低く、ジダンも年齢的な問題で限界に来ているのが
わかっていましたから。プレミアリーグの得点王、アンリがいるだけではきつい
だろう、と。とにかく、負けてもいい試合で現役引退してもらいたい、という願い
だけでした。予選もぎりぎり通過でしたから、きっと次のスペイン戦がジダン最後の
試合になるだろうと思って見てました。しかし、結果は内容的にもスコア的にも圧勝。
それでも、次のブラジル戦はだめだろう、と思いました。しかし、ここも突破。
この辺りで、ようやく「もしかして・・・」という期待が生まれたのでした。

ジダンの為に」というフランス選手たちの心が、チームをどんどん強くしていった
ように思えました。そしてハードなポルトガル戦を制して、いよいよ決勝。
ジダンのラストダンスが決勝戦。こんな劇的展開にしてしまうところが、真の英雄なんだ
とつくづく驚嘆。そして、改めて素晴らしい選手だと再認識しました。

しかし、最後の最後で悪夢の落とし穴。あのレッド退場。
ある意味、伝説を残して去って行きましたね・・・この試合は今後もずっと語り継がれて
ゆくのでしょうね。ジダンが優勝トロフィーの横を寂しく通りすぎて行く映像も
ずっとずっと流されて行くのでしょう。寂しいことですが・・・。
それでも、偉大な功績を残したことは事実。胸を張って現役を引退してもらいたいです。
あの退場劇さえなければ、決勝戦は非常に見ごたえのあるいい試合でしたしね。
しかし、大会MVPをジダンにするとは・・・FIFAの判断も勇気がありますね。
英雄に敬意を示したということなのでしょうか。


さてさて、楽しかった1ヶ月も終わってしまいました。
寝不足は解消するものの、楽しみがなくなってしまって、まさに祭りの後の寂しさ
という感じです。次は4年後か~。毎年やって欲しい位ですよ、ほんとに。
(選手たちは大変ですけど^^;)
たくさん駄文を書いて来ましたが、とりあえずW杯ドイツ大会関連は今日が最後です。
またサッカーで特筆すべき記事がある時は時々復活すると思いますが^^
読んで下さった方、コメント下さった方、TBして下さった方、みなさんありがとう
ございました。楽しかった~~。

次こそは、日本ももっと強くなって欲しいですね。ヒデという核はいなくなってしまい
ましたが・・・。新たな人材が出て来て欲しいものです。
とにかく、次の南アフリカに向けて、また新たな日本代表を応援しましょう!