ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

若冲と江戸絵画展

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東京国立博物館・平成館 < 若冲と江戸絵画展 > 

観て来ました~。美術展を観るのは大好きで、よく行くのですが、日本画は久しぶり。
今回の目的はやはり伊藤若冲。以前テレ東の「なんでも鑑定団」で紹介されていたのを
観て以来、ずっと展覧会やらないかな、と心待ちにしていた画家です。
日曜だったのですごく混んでましたね~。日本画だしそんなに人気ないだろうなんて
たかをくくっていたのですが、甘かったです・・・上野だし、やっぱ混むんだなぁ。

若冲の画風は、伝統的な日本画の手法を守りつつも、独特の構図や描き方で他の人とは
一線を画してる感じ。とにかく、圧倒的な存在感のある絵ばかりでした。
特に鶴の連作の構図は面白かった~。簡単に描いているようで、とても考えられた
構図で、独特の表情をもっていて・・・圧巻でしたね。水墨画であそこまで勢いのある
鶴の絵を描けるというのはまさに若冲ならではでしょう。天才と言うしかないです。
もちろんどの絵も素晴らしかったです。もっともっといろんな作品が生で観てみたいです。
売っていた分厚い画集が欲しい・・・しかし3万以上した(!!)ので到底手が出ません
でした・・・(T_T)1枚150円(普通100円だろう!)のポストカードを買いまくって
帰途についたのでした。

他の江戸絵画も面白いものばかりでした。特に酒井抱一の「十二か月花鳥図」は
良かったなー。
みなさんも、是非足を運ばれてはいかがでしょうか(8月27日まで)。