ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

斎藤千輪「ビストロ三軒亭の奇跡の宴」(角川文庫)

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やっちまいました。図書館の新刊情報でタイトル見て面白そうだと思って予約

したら、シリーズの三作目でした^^;読み始めてすぐに気づいたので

どうしようかと思いましたが、まぁいいか、とそのまま読んでしまいました。

そのため、ビストロ内の人間関係とか、登場人物の過去とか、いまいち把握しきれ

ないまま読んでしまいました。初めにイラスト付きの人物紹介があるからまだ

わかりやすかったですけどね。

絶品料理を創るクールなシェフ、伊勢がかっこいい。イメージは、若い頃の

江口洋介みたいな感じ?主人公である隆一の、新米ギャルソンとしての真面目で

努力家なキャラも好きでしたし。こんなイケメン揃いで料理も絶品のビストロが

あったら、そりゃ通いたくなるよなぁ。料理も、リクエストに合わせてその場で

考えて作ってくれるとか。お値段とかどうなってるんだろう、とその辺りは

気になるところですが^^;予算も予め伝えた上で作ってるんでしょうけども。

どのお料理も美味しそうだったなぁ。クレープシュゼット大好きなんで、

めっちゃ食べたくなりました。久しく食べてないなぁ・・・。りんごの皮で

ファイアーする演出、生で見てみたいー。

ソムリエの室田さんの病気のことは最後まで心配しましたが、良い結果になって

ほっとしました。

前二作を読んでいないので、伊勢さんと元カノさんの過去がとても気になりました。

一作目からちゃんと読まなければ。