
初めましての作家さん。最近結構話題になってるらしいので、手に取ってみました。
どれが話題の本なのかよくわからないので、結構いろいろ予約してあるんですよね。
その中で一番早く回って来たのがコレでした。
うーん、褒めたいところと、好みじゃないところ、半々って感じだったかなー・・・。
褒めたいところは、何といっても、ラストに判明する仕掛けの部分。これは、
全く予想がついてなかったです。完全に読み違えてましたねぇ。最後まで読んで、
前の方に戻って読み返しちゃったよ。確かに、絶妙な書き方してるんですよね。
いろいろヒントは散りばめられていた筈なのに。くぅ。これは純粋に、ヤラレタ
ーと思いました。
各作品のトリックや動機に関しては、結構ツッコミ所満載って感じ。特に、第三章
の『無意味な足跡』の真相は酷かったな。被害者の器、小さすぎだろ・・・。
あと、私女子校とか行ってなかったから女子校の内情とかわかんないんだけど、
友達同士でお気に入りのエロ動画の見せ合いなんて、ほんとにするの?^^;
結構厳格な女子校の設定だと思うんですけど・・・だからこそ、反動なのかしらん。
まぁ、それこそ人によるんだろうけど・・・なんか、違和感しか覚えなかったなぁ。
カメラで友達の下着写真をプラロイドで撮るとかさ。やる意味わからんわ。
そもそも、各キャラクターもなんかクセのある性格の人が多くて、全然好感持て
なかったんですよね。主人公自体が、名探偵だった大叔母さんの名声を利用して、
推理なんてひと欠片も出来ないのに、さも自分も名探偵って顔するような性格だし。
利用できるものは何でも利用する、みたいな小狡い性格が好きになれなかったな。
自分が名探偵でいるために、学園内に現れる幽霊に学園内で起きた事件の推理を
させて、それを自分の手柄にするっていうね。なかなかすごい設定だなぁと
思いましたけども。
17歳で亡くなった大叔母さんの設定も、なかなかツッコミ所満載でしたけどね。
いくら名探偵だったからって、一人の女子高生の影響力強すぎないか?^^;
大叔母さんが解決した事件の詳細も気になりましたね。多分、本書のヒロインの
翔が関わった今回の事件よりはるかに難解だったんだろうと思われるので(簡単
な概略は紹介されていて、それを読む限りは)。殺人事件もあったしね。
実際の大叔母さんの人柄はどうだったんだろうなーとちょっと気になる。ネタバレ
になるから、これ以上書けないんだけど・・・ライバルMとは正反対の性格って
言うし、博愛の人だったって言うんだから、素敵な人だったんだろうな。その血が
あまり翔に受け継がれなかったのは残念です(苦笑)。
潮谷さんの作品、他にも予約してるの何作かあるんですよね。ちょっと本書は
微妙な評価で留まっている感じなので、次に読む作品で判断したいと思います。