ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

スペイン旅行記 < 2 >

前回の続きです。意外に反響があって嬉しいです。ありがとうございます(実は私の旅行記
なんぞ、誰も興味がないのではと思っていた^^;)。



前日の就寝は2時を過ぎていたにもかかわらず、翌日は6時半起き。起きた瞬間声が
酷いことになっていることに気付く。しゃ、しゃべれない・・・。
とにかく用意をして朝食へ。

クロワッサンと飲み物のシンプルな朝食。クロワッサンにべったり甘いジャムか何かが
塗ってあり、手がべたべたに・・・仕方ないのでナイフとフォークでお上品に食べる。
周りを見ると、みんな同じような経緯を辿ってやはりナイフとフォークでクロワッサンを
食べている。ちょっと安堵。


ホテルの朝食。シンプル~。
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さてさて、今日のメインはなんといっても、ガウディ。バルセロナ=ガウディとイコールで
結んでもおかしくない位、バルセロナの街とガウディは切っても切り離せない存在。
言わずと知れた、ガウディはスペインが生んだ天才建築家。バルセロナにはあちこちに
ガウディが建築した建物が残っているらしい。街中にいきなりガウディが建てたという
建物が出現したりする。

しかし、まずはあの有名なサグラダ・ファミリア。日本語に訳すと聖家族教会となるらしい。
現地ガイドさんがいろいろと説明をしてくれる。ふむふむ。あのトンデモない建物には
いろいろな謂れがある模様。建物に近づき壁の彫刻を間近で見ると、あれ、なんだか想像よりも
彫刻の仕方が荒い感じで違和感を感じる。こんなだったっけ?写真を撮って、とりあえず
中を通って反対側へ。中は建築途中ということもあり、完全に工事現場という雰囲気。
一体あと何百年経ったら完成するんだ?この建物、と思わせる位、中は未完成状態。


裏側の彫刻。荒いですよねぇ?
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とにかく反対側へ出る。と、これこれ!これですよ~。あの有名なサグラダ・ファミリア
ガイドさんによると、裏表という分け方はないらしいけど、どう考えてもこっち側が表。
それぞれの彫刻の細かさが全く違う。ガウディらしい素晴らしい彫刻の数々。圧巻。
バルセロナの青い空に建物が生える。ただただその荘厳な佇まいに呆然と見上げるしか
できない。すごい。ガウディは紛れもなく天才だ。


表側の外観。
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日本人建築家、外尾悦郎さんの彫刻も見事。外尾さんは、始め、無給でもいいから、この教会の
修復と建築をやらせて欲しいと頼み込んだというからすごい。今はかなり上の地位にいる
だろうから、もうちょっとお給料もらってるのだろうけど。入り口の一番目立つ場所の
彫刻を担っているというのだから、日本人としては破格の扱い。それだけ認められたって
ことだと思うと、なんだかとても嬉しく感じる。ガウディの遺志を継いで、是非この素晴らしい
建物を完成に導いて欲しい。まぁ、私が生きている間に完成することはないのだろうけど。
ただ、この建物にはいろいろ問題が山積みのようで、それにはまだまだたくさんの回り道を
強いられるようだけれど。


外尾さんの代表彫刻物。
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写真を撮り終わって、下の階にある資料館を見物して、次はガウディが造った世界遺産
グエル公園へ。


と、また長くなるので今回はここまで。サグラダ・ファミリアはほんとに素晴らしかったです。
観れて良かったなぁ。ちなみに、その間も体調は悪化し続けていたのですが、体調の悪さも
忘れる位感激しました。