高屋奈月さんの「フルーツバスケット 22 」。
崖から転落して怪我を負い入院した透。夾は、花島と魚谷に阻まれ見舞いにも行けない。
透と真正面から向き合う為に、夾は今まで避けて来た父親に会いに行く決心をする。一方、
紅野を刺した慊人も、永年のしがらみから解放されつつあった――。
今回、珍しく買ってすぐ読みました。本当は一緒に買った菅野文さんの「オトメン(乙男)」
の方がずっと面白かったんですが、あんまりマニアックなの紹介してもな、と思い自粛^^;
さて、ようやく次巻で最終巻だそうで。花ゆめ本誌ではすでに完結しているらしいのですが、
なんとなくすでに予想はつくような。本書で最終巻でも良かったんでない?という位、
それぞれのキャラが大団円を迎えてます。ここまでみんな一気に上手くいかなくても
・・・と私みたいなひねくれ者は思ってしまうほど。だって、途中のどん底まで行った
あの暗さは何だったの?と言いたい。もうちょっと小出しに解決してっても良かったんじゃ
・・・。まぁ、ハッピーエンドは大いに結構なんですけどもね。
(だったら文句言うなって^^;)
取り合えず透君が幸せになって良かったですよ。たった一人で苦労して我慢して、それ
なのにあそこまでいい子に育って、これで幸せになれなきゃあんまりですよ。
慊人とは親友になれそうな雰囲気ですねー。案外、慊人って可愛い服とか着たら似合う
んじゃないかしら。基本綺麗な顔立ちな訳だし。しかし、慊人が好きな人ってやっぱり
紫呉なんですかねぇ。紫呉の本心って、結局わからず仕舞いな気がしますね。
とにかく、ようやっと次で最終巻です。もう、ここまで来たら、最後まで見届ける
しかないでしょう(弱冠どうでも良くなってますが^^;)。