/監督：ゴア・ヴァービンスキー
/出演：ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ他
/２００７年、アメリカ
デイヴィ・ジョーンズの心臓を手中に収め強大な支配力を得た東インド会社のベケット卿は、
世界制覇を目論み次々と海賊たち を撃破、ついに海賊の時代は終焉を迎えようとしていた。
そこで海賊たちは、最後の望みである“伝説の海賊”９人を招集し、世界中の海賊たちによる
全面対決 に挑むことに。しかし、その９人のうちのひとりが生死不明のジャック・スパロウ
だと判明。やがて、ウィルやエリザベスたちは、溺死した船乗りが囚われてい るという
“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー”にジャックがいると確信し、救出に向かうのだが…。
行ってきました。人気作にも関わらず、さすが地元の映画館。日曜なのに空席いっぱい＾＾；
でも他の作品に比べればあれでも入ってる方だったのかな～。
前置きはともかく。今回、前にも増してストーリーが複雑で、状況を把握するのに一苦労。
というか、結局あんまりよくわかんなかった（オイ）＾＾；前二作を復習していかなかった
せいもあって、前の話もよく覚えてない状態で、更に登場人物が増えて行くのでもう何が
何やら。結局伝説の海賊の９人が持っているというコインを集める話はどうなったんだ？
相変わらずジャックとウィルとエリザベスの関係も、敵になったり味方になったり、ワケが
わからないし。
ストーリーに凝りすぎて散漫になってしまったって感じ。大人の私が観てこの始末なのだから、
子供が観て楽しめるのかなぁ・・・。ストーリーを追うっていうよりも、映像を観て楽しむ
作品なんでしょうね、このシリーズは。でもキモチワルイ映像も結構ありました。特にカリプソ
のラストが・・・カニ？？うげげ。タコ船長もウィルの父親も相変わらず気色悪いし、デイヴィ・
ジョーンズの心臓も生々しくて・・・。
エリザベスは前作以上にたくましくなってましたね。強すぎ・・・。
どうも好きになれないヒロインだなぁ。ウィルのプロポーズもねぇ。何もあんな状況で
言わなくてもいいんじゃないの？とちょっと引いてしまった。あの辺りはウケ狙いなのかな～？？
う～む、できればこの作品は徹底したエンタメを貫いて欲しかった。純粋に海賊ものとして
単純なストーリーの方が受けると思うんだけど。監督が欲張っていろいろやりたく
なっちゃったのはわかるけど、ディズニーが製作してるんだし、子供も楽しめる作品を
目指すべきだと思うんだけどな。
でもジョニー・デップはやっぱりかっこよかった！！ジャックみたいな、変なキャラ（笑）
をやらせたら天下一品ですよね～。
それにしても、上映前に館内放送で「エンドロールの後に特別映像がございます」とご丁寧に
注意してくれていたにも関わらず、エンドロール開始直後に席を立つ人が多くてびっくり。
放送聞いてなかったのか、別に観なくてもいいと思ってるのかわかりませんけど。
これから観に行かれる方は、絶対最後の最後まで席を立たないで下さいね。
ところで、その特別映像に出て来た男の子、冒頭の処刑シーンで歌を歌った男の子にそっくり
だと思ったんですが（同じ歌歌ってるし）、気のせい？同じだとしたら、生まれ変わり？
誰か教えて～＾＾；；
