ミステリ読書録

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枢やな/「黒執事Ⅱ」/Gファンタジーコミックス刊

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枢やなさんの「黒執事供廖

英国で娼婦が惨殺される連続猟奇殺人事件が横行していた。名門貴族・ファントムハイヴ家
の当主・シエルとその執事・セバスチャンは、この事件の謎を解く為、調査に乗り出した。
セバスチャンの働きで容疑者はある人物一人に絞られた。その人物に接触する為、彼らは
その人物が主催する秘密のパーティにもぐり込むことに・・・。


椿さんのところで二巻が出たと知り、慌てていそいそと買いに走りました。どどーんと
平積み扱いでした^^人気あるんですねぇ。
二巻は切り裂きジャック!これはますます由貴香織里さんのカインシリーズに似てきたな、
と思いましたが、やはりこの時代設定の英国となれば、この題材を持って来ずにはいられない
のだろうなぁ。
それにしても、今回もセバスチャンのスーパー執事ぶりには脱帽です。第5話(冒頭の話)
での、他の使用人たちのダメっぷりにもびっくりですが。よくもまぁ、これだけドジな
使用人を集めたものです。シエルが何故彼らを首にしないのか不思議で仕方ないんですが。
っていうか、セバスチャンが来る前、彼らの尻拭いは一体誰がやっていたんでしょう??こんな
使用人たちがいたらあっという間に屋敷もぼろぼろ、お金も尽きるってもんですよ^^;;
はっきり云って、セバスチャン一人いれば他はいらないのでは・・・(つーか、仕事増やして
るからいない方がむしろ楽なんでは)。まぁ、それを言ったらお仕舞いなんですけどね。
みんな人はいいですからね^^;

セバスチャンの正体が前巻でアレだと判明しましたが、今回はそれに加えて○○まで出て来て、
いよいよゲテモノ漫画と化してきました。切り裂きジャックの正体はおそらくアノ人物だろう
とは思いましたが、よもや正体が○○だとは(指示代名詞やフセ字ばかりですいません^^;;)。
セバスチャンとの対決がどうなるのか、次巻が楽しみです!


今回も帯の惹句はすごいです。

「その執事、完全無欠品行方正時々腹黒」

ははは。言いえて妙とはこのことですね(笑)。
この惹句シリーズ、この先も続くのかな~。ちょっと楽しみ。
(ちなみに1巻は「その執事、有能・万能・異能・最強・最高!」でした^^;)