ミステリ読書録

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マイベストコミックス 3-on-3 < 太刀掛秀子 >

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お世話になっている月野さんが主催されているコミックス研究会からこんなお知らせが。


マイベストコミックス 3-on-3

好きなジャンルを3つ設定して、各々のベスト3を挙げる。後は自由に書く。
ジャンルは何でもよい。大きく振りかぶってw「オールタイムベスト3」でもいいし、ニッチな視点で「浄水器についての漫画ベスト3」でもいい。
例によって確信犯ならルール違反もOK。ジャンルを1つに絞ってもいいし(1-on-3)、ベスト5を挙げてくれてもいいし(3-on-5)、いっぱい書いてくれてもいい(10-on-10)。
さらに、1位、2位を隠して(仄めかすだけにして)、3位だけを書くというような変形もOK(3-on-3-about the third)
締め切りは、次の満月(8/28)まで。
部員以外の参加も大歓迎します。



コミ研の活動は草葉の陰からこっそり覗かせて頂いていたのですが(変態か)、なぜか漫画好き
がバレたらしく(そりゃそうだ)、このようなミステリ狂ブログにもお知らせを頂きました。
完全に部員外のよそ者ですが、お声をかけて頂いたので私も僭越ながらひっそり参加
させて頂きます。


私、小学生の頃から漫画に目がありません。当時両親は共働きで、ほとんど家におらず
あまり親に構ってもらえる子供ではありませんでした。親はそんな子供を不憫に思って
なのか(多分違う)、漫画とお菓子だけは豊富に買い与えてくれる家でした(どんな家だよ)。
なので、おそらく当時の同級生の誰よりも少女マンガ雑誌は読んでいたと思います。
おそらく月7~8冊は買っていたのではないかな。りぼん、なかよし、ちゃお、ひとみ、
ボニータ、各社増刊もの・・・。もちろんコミックスも買いまくっておりました。
中学にあがる頃には、自分から買い始めたLaLa一冊だけになりましたが。LaLaは結局
大学生の途中位まで買い続けてましたねぇ。しかも発売日(24日)に必ず。今でも
24日になるとたまに「あー、LaLaの発売日か」と思うことがあったりなかったり。


前置きはソレくらいにして(月野さんに怒られる)、本題。んで、漫画をいっぱい
読んでたので好きな漫画家は山ほどいたのですが、誰を取り上げようかなぁと悩んだ末、
小学生の時に私がとっても好きだった太刀掛秀子さんの三冊にしようと思います。

太刀掛さんは主にりぼんで活躍されていた漫画家さんで、小学生が読むにしては割と重く
悲しい話が多かったのですが、とにかく絵が綺麗で、ふんわりとした優しい画風が
大好きでした。カラーもとても綺麗だったなぁ。ある時期以降、断筆されてしまった
のがとても残念でした。大好きでコミックスもほとんど持っていたのですが、今は一冊も
手元に残ってません。なので内容はほとんどうろ覚え^^;たまにすごーく読み返したく
なる漫画家の一人です。


という訳で、太刀掛秀子さんの三冊。

―への小径
雨の降る日はそばにいて
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,魯丱ぅリンを扱った音楽もの。バイオリンを弾くのが大好きなのにピアニストの
母親からバイオリンを弾くことを禁じられてしまう少女の話。私の中では「元祖
音楽漫画」。何度も何度も読み直した大好きな作品です。


△鷲袖い罵礁疹ない恋人との切ないラブストーリー。雨がとても効果的に使われていて
情緒溢れる一冊。表題作はとても悲しいラストなのですが、続編では残され悲しみに
打ちひしがれていた主人公が新たに出会う青年と幸せになるのではなかったかな。
その続編で、「雨音はシロフォンの音色に似ている」というような台詞があって、それがとても
心に残っています。今でも雨の音を聴くと、シロフォン(木琴)の音色を思い浮かべるのです。


は複雑な家族の問題を扱ったドラマチックな作品(多分)。ラスト覚えてないのだけど、
感動できる話だったのは確か・・・。



どの作品を読んでも胸が温かくなったり切なくなったり、ストーリーのプロットの
巧さを感じさせてくれます。もっともっといろんな作品を読んでみたかった。
記事書いてたら猛烈に読み返したくなってしまった。古本屋で探してみよう・・・。
(文庫版で復刊してるのもあるみたいなので)


画像を載せたかったのですが、いいのが見つからなかった^^;
作品はほとんど絶版になっているから仕方ないですね・・・。

→※画像探して一つUPしてみました。わかりづらいかもしれませんが^^;
Rueさん思い出せますでしょうか?


月野さん、お誘い頂きありがとうございました。
私にはこれが精一杯です・・・すいません。