ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

2009年マイベスト<ミステリ編 >

どうもみなさまこんばんは。休みに入った途端に体調崩して寝込んだ
大馬鹿モノは私です・・・今日は一歩も外に出ていません。
風邪引いて食欲がなくなったのは今年初めてかも・・・(いつも食欲だけはある)
昨日の夜から何も食べてないのに、全く食欲がわかないって私にはありえないこと
なんですが・・・。日中はほんとにベッドの中で死んでたんですが(^^;)、
なんとか今はちょっと回復。といっても、若干意識朦朧で何書いてるか
わからなくなる可能性大です・・・すみません・・・。
でも、今書かないと年内もう記事を書く時間があるかわからないので、
頑張って書いてみたいと思います。三津田さんのミヅチも読み終わったのですが、
記事は年明けになるかもしれません。


前置きはそれくらいにして、とっととランキングに参りましょう。
対象作品は去年のミステリランキング(12/30に書きました)から現在
までのミステリー小説すべて。どこからどこまでをミステリーと捉えるかは
完全に私個人の見解からなので、「これ、ミステリーじゃないじゃん」と
思ってもご容赦下さい^^;その辺り、広義にミステリーを捉えたこのミス形式
と思って下さるとありがたいです。



では、2009年度 極私的ミステリベスト10








7.薬丸岳悪党


8.奥田英朗最悪






以下20位まで。

 

11.道尾秀介『鬼の跫音』 
12.米澤穂信秋期限定栗きんとん事件 上下』
13.望月守宮『無貌伝~双児の子ら~』
14.三津田信三『水魑の如き沈むもの』
15.柄刀一『ペガサスと一角獣薬局』
16.歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』
17.似鳥鶏『さよならの次にくる <新学期編> < 卒業式編 >』
18.北村薫『鷺と雪』
19.初野晴『退出ゲーム』
20.三雲岳斗『聖遺の天使』 




まだまだ入れたい作品がいっぱいありました。各作品の短評は体調不良の為
はぶかせて頂きます^^;



以下、白べる子特別企画。印象に残った作品を無理矢理表彰!各部門賞。



これからが楽しみで賞(つまり新人賞ね^^;)
短編部門 宮ノ川顕『化身
長編部門 水生大海少女たちの羅針盤


装幀が素敵だったで賞
山白朝子『死者のための音楽
有川浩植物図鑑
森見登美彦宵山万華鏡


装幀が厭だったで賞
京極夏彦厭な小説


ナイスなアンソロジーだったで賞
Story Seller


みんなの期待を背負って頑張って読んだで賞
スティーブン・キング悪霊の島 上下


他の作品と同列に考えられないので特別で賞(もはや意味不明)
横溝正史八つ墓村


・・・ほんとに無理矢理賞を作った感じですみません^^;



いかがでしたでしょうか。読まれた作品ありましたか?
1位は読んだ時点で決定してました。一作ごとに幸せな気持が込み上げてくるような
作品で、大事に大事に読みました。ミステリ的に見ると弱さがあるのは確かだと思いますが、
今年一番読んでいて幸せを感じる読書が出来たという意味で、東野さんに感謝の気持を
込めて一位にランクインさせました。盲目的加賀ファンですみません^^;
2位は逆にミステリとしての面白さを一番感じさせてくれた作品。現在作者の多島さんが
失踪中とのことで、とても心配です。これだけの面白い作品を生み出せる方がいなくなって
しまうのは本当に悲しいことです。一日も早く無事にお帰りになることを願っています。
以下の作品もまずミステリとしての面白さを基準に選んだつもりです。キャラクターが
好きとかストーリーが面白いとかももちろん加味されてはいますけれど。
ミヅチはもう少し上に行くかなぁと思って、もともとそれを読んでからランキングを決める
つもりだったのですが、ちょっと全体的に冗長さがあって中だるみした印象があるので、
謎解きは面白かったものの、作品自体の評価はこの辺りになりました。




おそらく今年最後の記事になるかもしれないので、一応ご挨拶。
今年一年、駄文ばかりの読書ブログをご愛顧頂きましてありがとうございました。
相変わらず記事が冗長で、すっきりまとまった感想が書けず申し訳ありません。
こんなブログでも読んで下さる方がいると信じて続けております。
来年もどうぞ、お見捨てにならずにお付き合い頂ければ嬉しいです。
読んで下さった方、どうもありがとうございました。

 

みなさま、良いお年をお迎え下さいませ。