ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

四国旅行記<2>

はい、どうもどうも。忘れないうち、四国旅行記の続きです。
本記事もまだあと二冊たまってるけど、まずはこっちを上げとかないと、
またしてもお蔵入りになりかねないんで^^;


ではでは、さっさと行きますね。


四国旅行記、二日目の続き。

こんぴらさんを出た私たちは、一路、高知県の龍河洞洞窟を目指す。ここは、
日本三大鍾乳洞のひとつで、国の天然記念物にも指定されている。洞窟フェチの私としては、
ぜひとも訪れたかったスポットの一つだった。


入り口。
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洞窟めぐりと旅の無事を祈って、いざ、入洞!
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中はひんやり。でも、ここからかなりハードな道行きが始まる・・・。
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たくさんの洞窟スポットを巡る。ちょこちょこ名前がついてるところがあって面白い。
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階段がとても多くて、途中から暑くなって来る。それを見越して、休憩スポットには
手動の扇風機が置いてある。変なところで気が利く洞窟である。もちろん、スイッチを
入れてしばし休む。出て行く時は必ずスイッチを切るのを忘れずに!
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あとで見たら、このスポットの写真にだけ、オーブが写っていた。白い斑点みたいな
ものがおわかりだろうか?調べてみると、白いオーブは害のないものらしい。オーブ自体の
定義も曖昧なのだが。いろんな説があるようだ。ちなみに、相方の写真には写って
いなかった。なぜ私のカメラにだけ?ミステリーである。
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『神の壺』。弥生式土器が鍾乳石にくるまれて一体化したもので、大変貴重なものだそうだ。
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やっと出口。
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入ってから出るまでは一時間ほどかかった。かなり見応えのある洞窟で、大満足だった。
ちなみに、この洞窟、山の上の方にあって、麓から洞窟の入り口側にはエスカレーターが
あったのだが、帰りは階段。ただ、下りなので、それほど辛くなかった。
そして、出口のすぐ近くに、刃物屋さんの出店があるのだが、私たちはまんまと
店主の口上に乗せられて、包丁を買ってしまった。高知は刃物が有名なのだ。
まぁ、帰って来て使っているのだが、とにかく切れ味は抜群だ。そこそこ高かったが、
買って良かったと思う。


龍河洞を出た私たちは、旅の最後を締めくくるべく、愛媛の道後温泉へ。
これがまた、結構遠い。時刻はすでに夕方になりつつある。食事の前に温泉を堪能
したいので、早く着きたいところなのだが・・・。
しかも、私たちが予約したのは奥道後の温泉宿。有名な道後温泉本館からもちょっと
離れた山の中にある。旅館の名前は、『奥道後 壱湯の守』さん。
辺りは暗い・・・案の定道に迷ってしまい、結局着いたのは、すでに日も暮れかかった
6時を回ろうかという時間。
仕方がないので、大浴場は食事のあとでゆっくり入ることにして、サービスで
ついていた家族風呂の方に先に入ることにした。これが予想以上に良いお風呂で、
もっと時間をかけてゆっくり入りたかった・・・。泉質は最高だった。


旅館の外観。
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部屋はこんな感じ。設備は古いが、無料で使えるマッサージチェアがあったりして
快適だった。
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夕食。山程出て来てたべきれないくらい。味はどれを食べても美味だった。
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特に、シメに出て来た鯛めしは絶品だった。残した場合はおにぎりにしてもらえる
サービスがあったのそうなのだが、食べている時は知らなかった為、無理して完食した。
美味しかったから、残したくなかったんだもん・・・。
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朝食はバイキング。味もまずまず。スムージーやらバーニャカウダやら、イマドキな食べ物も
いろいろ置いてあった。私は洋風をチョイス。もちろん、和食メニューも豊富。
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山の中の旅館なので、窓から見える紅葉がとてもキレイだった。
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朝食を早めに食べて、さっさとチェックアウトしたあとは、道後温泉本館へ。
やっぱり、ここまで来たからには、入って帰りたい。


道後温泉本館。コースがいろいろあるのだが、私たちは時間がないので、一番安い神の湯のみの
入湯。一時間以内だが、410円で温泉に入れるのだから、銭湯より安い。地元のおばちゃんが、
毎日来てるのよ~と話していた。羨ましい・・・。外観からして雰囲気ありまくり。
お湯もとても良かった。もっとゆっくり入りたかった。
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温泉を出たあとは、ひたすら東京方面に向けて車を走らせる。帰りは走行距離800キロ超え
である。一体何時に着くのだろうか・・・考えただけで、気が遠くなった。



市内を走っていた路面電車。風情があっていいなぁ。
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この辺りでかなり時間が押しているのだが、せっかくここまで来たので寄って行こうと
言われて行ったのが、世界に名だたる(?)今治タオルの本店。



今治タオル本店。スポーツタオルとフェイスタオルを購入。
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香川方面から帰れば早かったのだが、相方がここまで来たらしまなみ海道を通って帰りたい
と言うので、大回りで帰ることに。この大回りが、後に更に私たちを苦しめることになるのだが。


車窓からのしまなみ海道。天気が良ければもっと気持ち良かったと思うのだが。
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小さな島をいくつも通って帰る。ここは伯方島伯方の塩で有名なとこね。
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こんな橋を通って島々を渡って行く。確かに通っていて気持ちのいい道路だった。
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帰りはいくつかのPAやSAでトイレ休憩しつつ、いくつもの県を経由して東京へ。
ひたすら車を走らせていた。山を通る道ばかりなので、ラジオもテレビも入らないことが
多かった。


バラのまち福山市PA。秋のバラフェスタを開催していて、思いがけず秋バラ鑑賞
出来たのは嬉しかった。大分花は終わってしまっていたが。
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新名神道路に新しく出来た宝塚北SA。でかくてキレイでやたらに豪華だった。
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この新名神道路が鬼門であった。出来たばかりの新しい道路な為、我らが愛車についている
古いカーナビには入っていない。延々と山の中を通っている表示が続いていた為、
相方が大阪方面と京都方面の出口を間違えて出てしまった。すぐに気づいて料金所で
事情を話して、特別に転回して入り直させてもらったので事なきを得たのだが、
あのまま間違いに気づかずに進んでいたらと思うとぞっとする・・・。大した時間ロスに
ならずに済んでほっとした。

しかし、一路東京を目指して進むが、行けども行けども距離が縮まらない・・・気がする。
夜はだんだんと更けて行く。翌日は私が早朝から仕事なので(相方は夜勤入りで
午後からの出勤だったのだが)、何としてでもこの日中に家に帰らなければならない。
相方はかなり焦っていたようだ。
しかも、運悪く、その日の天候不良のせいで、長野に入った辺りで、ものすごい
濃霧が立ち込めて来た。これは、本当に怖かった。数メートル先が全く見えないのだ。
高速道路なので、80キロ以上で走らなければならない。怖いからといって、下手に速度を
落として走行すると、後ろからトラック等の大型車に追突される恐れもある。
正直、生きた心地がしなかった。というか、本当に死ぬかと思った。
東京に着いた時は、心底ほっとしたし、生きて帰って来られたことに感謝した。
こんぴらさんに無事を祈っていたのが良かったのだろう。
家に着いたのは、結局夜の10時半過ぎだった。
ちなみに、しまなみ海道を通らなかったら、二時間は早く着いていたらしい。しーん・・・。


まぁ、楽しかったのだが、いろいろと無謀な計画だったな、と反省するところも
多い旅だった。次に遠いところに行く時は、車じゃなくて飛行機とか新幹線がいいかも・・・。
車は車でメリットも多いのだけれどね。我が家の愛車はとにかく頑張ってくれました。
走行距離は2000キロを超えていたようだ。
ちなみに、うちの自動車、軽なんだけどね・・・(衝撃の事実)。


長々と読んで下さった方、もしいたら、ありがとうございました。