
恩田さん最新作。『MAZE』『クレオパトラの夢』『ブラック・ベルベット』に続く、
神原恵弥シリーズ第四弾・・・だそう(ネット調べw)。もうさ、全然前作のこと
覚えてなくてね。もちろん、恵弥のことは覚えてますけど、それ以外のキャラとか
前作からの流れとか、きれいさっぱり頭から消え失せてましてね。自分の記憶力の
なさに驚かされる日々・・・。
とはいえ、シリーズ物の新作が出る度に前の作品を読み返すことも出来ない訳で。
こればっかりはもう、仕方ないよね。
って訳で、前の内容全然覚えてない状態で新作を読んじゃって、結構頭の中は『?』
の嵐でした^^;
せめて『ブラック・ベルベット』の自分の記事くらい読み返してから読めば良かった
かもしれないけども(時すでに遅し)。でも、読み返してみたら、読んだの2015
年ですって。そりゃ、覚えてない訳だわ(笑)。
今回、恵弥は休暇で九州のN崎県にやってきた。彼の目的は、N崎出身の祖母が
遺した不思議な内容のかぞえ歌の謎を解き明かす為だった――祖母が遺した不思議な
言葉『かたむくマリア』の意味とは――?
これ、何でわざわざ長崎ってわかりきってる場所をN崎って表記するんですかね。
かえって読みにくいんですが^^;軍艦島とか長崎の他の名所とか名物とかも
そのままの実名表記なのに、県名だけイニシャル表記にする意味がよくわからない。
何かの意図があってそうしてるんだろうけど。謎過ぎるなぁ。って変なところに
引っかかってしまった^^;
恵弥自身はあくまでも休暇として長崎にやって来て、ついでに祖母のかぞえ歌の
秘密を解き明かしてやろうって感じなんだけど、なぜか周りからそう見てもらえず、
何らかの思惑があって長崎入りしたと勘ぐられてしまう。前作『ブラック・
ベルベット』の内容も出て来るので、間違いなく前作をおさらいしてから読んだ方が
楽しめると思いますね。私なんて、ブラックベルベットって何だっけ状態だった
からね^^;他国との不穏な関わりとかも忘れちゃってたしな。アキコのことも。
結構話が大きくなって来そうだなぁと思って身構えてたんだけど・・・ラストで
明らかになる事実を知って、拍子抜け。そして、一番楽しみにしていた恵弥の
祖母のかぞえ歌の謎の部分も。宝探しだと思って恵弥同様、ワクワクしてたのにぃ
~・・・。いかにも意味深なタイトルだったのにねぇ。
まぁ、恵弥が危険な目に遭ったりしなくて良かったですけどね。他国から狙われる
ような危険な仕事してたイメージだから(米国資本の大手製薬会社勤務だった)。
退職して良かったのかも。恵弥なら、次にどんな仕事しても上手く行きそうです
からね。
長崎を旅するロードノベルみたいな部分は面白かったですけどね。長崎、昔一度
だけ行ったことがあります。夜景きれいだったのと、中華が美味しかったってくらい
しか覚えてないけど(笑)。確かに、坂が多かったですね。坂の街と外国情緒溢れる
街ってイメージ。あと、当時は興味なかったから仕方なかったんだけど、本場の
長崎ちゃんぽん食べて来なかったのが未だに悔やまれる。いつか再訪して食べたい
なぁ。
中に出て来る名物のカスドースに関しては全然知らなかったです。どんな味
なのかな。食べてみたい。
恵弥は次はどんな仕事をするのかなぁ。語学も堪能だから、世界を飛び回れる
ような仕事がいいのかもね。





