あ行の作家
青山さん最新作(かな?その後出てたらすみません)。本屋大賞にもノミネート されてますね。 うんうん。安定の青山ワールド。とっても素敵な作品集でした。長年勤めた病院 を理由あって辞めて次の職を探す元看護師、売れないながらもお笑い芸人の夢を 諦め…
『1ミリの後悔もない、はずがない』から注目している作家さん。新刊が出たので 予約してみました。 いやー・・・イヤミス通り越してもう、ホラーの域っていう作品でしたね・・・。 一話目二話目辺りまでは、夫とうまくいかない主婦が若くてイケメン(2話目…
芦沢さんの作品は読んだり読まなかったりなんですけれど、これは何となく良さそう だなと思って予約してありました。回って来るまで結構かかったなぁ。記事を 書くにあたってネット検索してたら、本書が作家十周年の記念作品だそうで。 ここ最近人気になった…
王様のブランチで紹介されていて、面白そうだなぁと思って予約していた作品。 その後本屋大賞にもノミネートされました。 なるほど、なるほど、話題になるのも頷ける作品でしたねぇ。とても面白かった。 少し前に、音楽教室の著作権問題が話題になったのを覚…
ブログ友達のおんだなみさん、わぐまさんがオススメされていた作品。書店が 舞台でブロ友さんのオススメとあらば、読まない訳にはいきませんよね。北海道 で老舗の書店を営んでいた祖父が亡くなり、理由あってその経営を引き継いだ 元編集者の青年の物語。 …
この間は表紙がブルーの『マイ・プレゼント』の方を読んだのですが、こちらは 赤バージョン。今回も美しい色彩の水彩画と詩のような優しい文章が心地良い 素敵な作品でした。画集気分で眺めるだけでも楽しいです。今回は赤が基調に なっているので、前回の青…
『スモールワールズ』で有名になった一穂さんの最新長編作。本屋大賞にも直木賞 にもノミネートされて話題になっているようですね。『スモール~』がなかなか 良かったので、新刊出てすぐに予約しておいて良かったです。そうじゃなきゃ、 読めるの何年か後と…
青柳さん最新作。面白い趣向の作品を次々と生み出す青柳さん。今回も、大正時代に 活躍した実在の人物を登場させ、様々な謎を解き明かすという、また違った切り口の 大正浪漫ミステリー集でした。 登場するのは、教科書に登場するような有名人ばかり。どこま…
シリーズ第4弾。今回の旅は長野、名古屋(愛知)、東京でのお土産宴会を 挟んで、高知・愛媛、宮崎・鹿児島と、ひとり旅としてはなかなかの移動距離。 日和がだんだんとひとり旅慣れしていくのがわかりますね。ただし、今回は間の 東京お土産宴会を挟んだこ…
恩田さんの最新作。といっても、予約してから大分経ってようやく回って来たって 感じでしたけど(昨年11月の新刊)。最近は予約に乗り遅れてばかりだなぁ。 ちょっと、今までの恩田さんにはないタイプの作品で、斬新な内容でしたねぇ。 主人公の梯結子のキ…
童話シリーズ最新作。前に登場した名探偵の赤ずきんちゃんが再び登場。まさか、 赤ずきんだけが独り歩きしてシリーズ化するとは・・・(笑)。まぁ、確かに なかなか面白いキャラクターだったので納得出来なくもないですが。今回の赤ずきん は、森の奥に住む…
新進気鋭のミステリ作家二人による豪華な共作ミステリー。タイトルから、読者 への挑戦状が入ったミステリーなんだろうな、と期待しながら読みました。 確かに付属でカードに書かれた『あなたへの挑戦状』が入っていました(二通)。 図書館本ですが、ちゃん…
『木曜日にはココアを』に繋がる、前日譚を集めた掌編集。絵本のような体裁で、 本文も3~5ページ程度しかないので、トータルで30分くらいで読めます。 この間読んだ青山さんのもそんな感じでしたけど^^;予約本ラッシュだった から、さくっと気を抜い…
奥田さんの最新作。648ページの長編。いやぁ、読んでも読んでも終わらなくて、 一週間くらいかかったかなぁ。面白くない訳じゃないので挫折とかは全くなかった けれど、犯人逮捕までがとにかく長くて長くて。同じ事件を複数の人物の視点から 語られる為、…
池井戸さんの最新刊。470ページ超えのなかなかの長編。まぁ、今読んでる作品 は600ページ超えなので、更に分厚いのですが^^;いつもの池井戸作品に比べる と、情景描写とか状況説明が多いせいか、ちょっと読むのに時間がかかってしまい ました。のど…
歌野さん最新作。タイトルから本格ミステリ色がぷんぷん漂っていたので、非常に 期待して読みました。孤島の宿で四十年ぶりに行われる同窓会を巡る群像ミステリー。 一章ごとに、そこに集まった七人を一人づつ取り上げて、同じ一夜をどう過ごしたか が綴られ…
詩のような掌編のような、青山さんの短い文章に、『赤と青とエスキース』でも カバー絵を担当されたU-kuさんが挿絵を添えた、まさにプレゼントに相応しい 一作。2~30分もあれば全部読めちゃいますが、文章も絵もとっても素敵でした。 U-kuさんは新進気鋭…
最近人気の織守きょうやさんの学園ミステリー。話題になっている『花束は毒』 が人気で読めそうにもないので、予約の少なそうなこちらから手をつけてみました。 予約本が立て込んでいる時だったのだけど、一話読んでみたら面白かったので、 全部読み通してし…
居酒屋ぼったくり おかわり!シリーズ第三弾。今回は、妹の馨と夫の哲君夫婦の お話が中心。美音さんと要さん夫婦の新婚いちゃいちゃシーンもちょいちょい 挟まってますが(笑)。お互いに尊敬し合って、ラブラブなので、当てられっぱなし でした^^; 反面…
城塚翡翠シリーズ第三弾。invertシリーズ第二弾とも言うのかな?二作収録されて いまして、どちらも倒叙ミステリ。まぁ、一作目は少しひねってあるので、厳密に 倒叙ミステリって言っていいのか微妙なところではありますが。 ドラマ化スタートに合わせて新作…
朝井さんの最新エッセイ。三部作のラストだそう。一作目まだ読めてないけど、 前作がとても面白かったので、読むの楽しみにしてました。 いやー、もう、お腹痛くなるくらい笑いました。朝井さん、なんでこんなに 面白い経験ばっかりしてるんですか!?ビロウ…
個人的に一作目が面白かったので、二作目も手にとってみました。今回は中編が 三作入った中編集。前作で紙鑑定士渡部のバディとして活躍したプラモデル造形家 の土生井に代わり、今回のバディはフィギュア作家の團。土生井のキャラも好き だったので、大幅に…
秋吉さん新作。以前に読んだ『婚活中毒』に続いて、今回のテーマは終活。四人の 終活話が収録されています。どれも面白かった。救いのないオチ、心温まるオチ、 グッと来るオチ、ほろっとさせてくれるオチ・・・同じ終活をテーマにしていても、 読後感がどれ…
話題になっている『六人の嘘つきな大学生』が、あまりにも予約数が多いので 借りられない為、二作目のこちらから読むことになりました。 SNS上で自分のアカウントを乗っとられ、『女子大生殺害犯』として 炎上し、実名も顔写真も世間にさらされ、逃亡せざる…
アリバイ崩しに特化したミステリ短編集、シリーズ第二弾です。前作が面白かった ので、読むのを楽しみにしていました。浜辺美波ちゃん主演でドラマ化もされました よね。キャラクターが原作と大幅に違っていて、違和感めっちゃありましたけど^^; (なぜか…
『推し、燃ゆ』で芥川賞を受賞された宇佐美さんの受賞後一作目。実は『推し~』 は読んでません。予約多くって諦めたのもあるし、他のブロガーさんの感想読んで たら、自分好みっぽくないなぁと思ったから。本書は、王様のブランチで取り上げ られていて、気…
青柳さん最新刊。素行も悪く成績は振るわないが学生からの人望が厚い秀次は、 春から精南大学男子寮の寮長となった。そんな秀次は、所属するゼミの雄島教授 の陰謀で、この春からアメリカからの留学生、ケビン・マクリーガルと同室になり、 世話を任された。…
久々飴村さん。そういえば、粘膜シリーズを多分、二作くらい読み逃しているん ですよね・・・出版当時図書館に入ってくれなくって。今は入っているのかな?? まぁ、買ってもいいんですけどね。文庫だし。 で、最近さっぱり新刊出さないなぁと心配していたと…
伊坂さんの新刊。二つの世界が交互に描かれる、最近の伊坂作品では割合多い 構成の作品。 もともと、猪苗代湖で毎年開催されていた『オハラ☆ブレイク』という音楽と アートのイベントで配られる小冊子に寄稿されていた作品だそうな。それを一つに まとめて、…
作家生活25周年を記念して刊行された作品集。5作の短編が収録されています。 ホラーよりの作品が多かったかな?とはいえ、あまり怖くはなかったですが。 全体的にちょっと物足りなさを感じる作品が多かったなぁ。天才乙一の片鱗は あるものの、どうも食い…