ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

た行の作家

辻村深月「レジェンドアニメ!」(マガジンハウス)

『ハケンアニメ!』スピンオフ。映画結構評判良いみたいですね(って、まだ 公開してるのかな?終わっちゃった?)。映画も観てないし、本読んだのも結構 前なんで、すっかり登場人物とか忘れちゃってました^^;いや、もちろん 主役の香屋子さんとか王子監…

恒川光太郎「化物園」(中央公論新社)

ほんっとうに久しぶりの恒川さん。初期の頃は大好きでめっちゃ追いかけてたの ですが、途中から追いきれなくなって、なかなか手が出せなくなってしまいました。 世界観は相変わらず好みそうなものが多かったのですけれど・・・。 これは、タイトルとか表紙で…

高田崇史「QED 神鹿の棺」(講談社ノベルス)

QEDシリーズ最新刊。今回の舞台は茨城の東国三社(鹿島神宮・香取神宮・息栖神 社)。私の両親の田舎がどちらも茨城なので、鹿島神宮は何度か行ったことがあり まして、数年前に両親と田舎に行った時にも、途中で寄って参拝して行ったことを 思い出して懐し…

友井羊「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ」(宝島社文庫)

シリーズ第7弾。コンスタントに続きが出てくれて、ファンとしては嬉しい限り。 今回は、会社主催の朝食フェスの責任者となった理恵が、フェス開催の為に奔走 するお話。目当てのお店に出店依頼したり、会場探しをしたり、当日は責任者 としてフェス会場全体…

友井羊「放課後レシピで謎解きを うつむきがちな探偵と駆け抜ける少女の秘密」(集英社文庫)

お料理にまつわる青春ミステリー第二弾。前作から結構時間が経っているので、 内容はあまり覚えていなかったのだけれど、主要な登場人物もほとんど変わって いるので、単独でも十分楽しめました(二人いる主人公のうち一人は前作に出て 来た人物ですが)。 …

日明恩「濁り水 Fire's Out」(双葉社)

消防シリーズ(というらしい。作品紹介ページで初めて知った^^;)第4弾。 久しぶりに続編が読めて嬉しかったのですが、相変わらず文章が説明くさくて まどろっこしいなぁ・・・という印象はあまり変わってなかったですね。とにかく、 消防薀蓄が多すぎて…

辻村深月「闇祓」(KADOKAWA)

辻村さん最新作。自分の闇を周囲に振りまき、周囲の人々を闇に落として行く 『闇ハラ』をする人と、それをされた側の人々の物語。一話目に出て来た、闇ハラ の被害に遭った女子高生ヒロインと、彼女を救った少年がその後の作品でも 共通して出て来る連作もの…

知念実希人「硝子の塔の殺人」(実業之日本社)

最近大人気の知念さんに初挑戦。評判の良い作家さんなのは知っていたのだけれど、 医療ミステリってところにイマイチ食指が動かず、未読のままでした。でも、 本書は敬愛するミステリ作家さんたちがこぞって大絶賛しているらしいし、この タイトルからして本…

辻村深月「琥珀の夏」(文藝春秋)

辻村さんの最新長編。理想の教育を掲げる<ミライの学校>の敷地内から子供の 白骨死体が発見された。<ミライの学校>は、かつて独自で発売していた飲料水 に不純物が混入されたことが発覚し、保健所の調査が入り、世間を騒がせた団体 だった。弁護士の法子…

高田崇史「QED 源氏の神霊」(講談社ノベルス)

QED最新作。もう、シリーズ何作目なのかわからない^^;そもそも、第一部の 最終巻を未だに読んでないしね・・・。 しかし、冒頭からびっくりな情報が。タタルさんと奈々ちゃんが京都の宇治に 旅行に来るのだけれど、その理由が、なんと!!奈々ちゃんの妹…

友井羊「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 心をつなぐスープカレー」(宝島社文庫)

シリーズ第6弾。もう6巻目なんですね。早いなー。今回も、麻野さんの美味しそうな スープと謎解きで癒やされましたー。各作品ともそれぞれに楽しめたのですが、 今回は一冊通して大きな仕掛けも施されていて、ミステリとしても満足出来る 一作でした。麻野…

砥上裕將「線は、僕を描く」(講談社)

本屋大賞候補にもなり、世間でとても評価が高かったので読むのを楽しみにしていた 作品。心を閉ざした青年が、水墨画の世界に足を踏み入れ、絵を描くことで自分を 取り戻して行くお話。 えぇと。うーーーーん。なんだろう、確かに評価されるのはわからなくな…

友井羊「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁」(宝島社文庫)

シリーズ第5弾。今回は、麻野や理恵が、スープ屋しずくにやってきたNPO法人の ボランティア活動をしている大学生の頼みで、子ども食堂を手伝うことになる お話。子ども食堂の活動自体は素晴らしいものだし、貧困の親子の為にもぜひ 続けていただきたいことだ…

竹内真「図書室のバシラドール」(双葉社)

直原高校の図書室で雇われ司書として働く高良詩織の活躍を描いたシリーズ三作目。 運良く二年目も事務職扱いとして図書室で働けることになったものの、一年契約 の身ではいつ契約を切られるかわからない。詩織は、将来を見据えて司書の資格を 取るべく大学の…

竹本健治「狐火の辻」(角川書店)

天才囲碁棋士・牧場智久シリーズというので、借りてみました。竹本さんといえば、 ちょっと前に出した『涙香迷宮』で再評価され、話題になりましたね。ミステリ 大賞なんかも獲りましたし。ただ、あの作品のような重厚さを期待して本書を 読むと、かなり食い…

高田崇史「QED 憂曇華の時」(講談社ノベルス)

QEDシリーズ最新作。なんか、いつの間にかさらっと再開してましたね、 このシリーズ。ラテン語かなんかの副題がある、なしは一体どういう くくりでつけているんだろうか。今回は何もついてないから普通に正編 って感じなのかな。まぁ、どれを読んでも、基本…

辻村深月「ツナグ 想い人の心得」(新潮社)

映画化もされた『ツナグ』の続編。あちらでは高校生だった歩美くんは、前作から 七年経って、小さなおもちゃ会社で働く社会人になりました。もちろん、祖母から 受け継いだ使者(ツナグ)としての活動も続けています。 ただ、冒頭の一作目では、理由あって親…

千早茜「さんかく」(祥伝社)

千早さん新刊。最初は、三角形の食べ物ばかりをテーマにした短編集なのかと 思ったのですが(一話目が塩むすび、二話目がにんじん、三話目がミックスサンド だったため)、そういう訳ではなかったようです(その後は四話目キャベツ、 五話目餃子・・・と関係…

鳥飼否宇「天災は忘れる前にやってくる」(光文社)

久々鳥飼さん。可愛らしくてコミカルな表紙ですが、内容は扱っている題材が 天災ばかりなだけに、ちょっと気が滅入りました。タイミング的に、読んで いたのが台風19号の前後でしたし。内容的に、あまりにも現実とリンク していて、鳥飼さん、何かの予兆で…

千早茜「神様の暇つぶし」(文藝春秋)

千早さん新刊。女子大生が、父親より10歳ほども年上の男と恋に堕ちる話。 恋愛とかおしゃれとか、女子的なものから全く無縁の20歳の女子大生、 藤子は、父親を事故で亡くしたばかりだった。そんな藤子の前に突然現れた のが、父親の年上の友人だった全さ…

又吉直樹・武田砂鉄「無目的な思索の応答」/高田崇史「試験に出ないQED異聞 高田崇史短編集」

こんばんは。前回お知らせした小さい水槽のメダカたち、一匹を覗いてほぼ全員が 体調不良になってしまいました(涙)。唯一、後から入れた紅帝めだかのオス だけがなんとか大丈夫そうな感じではありますが。それでも、大きい水槽の紅帝たち に比べるとやっぱ…

青崎有吾「早朝始発の殺風景」/辻村深月「傲慢と善良」

どうもこんばんは。平成もあと二週間ちょいで終わりですね。30年って長いようで あっという間だったような。 平成が終わるのと平行して、ヤフーブログも終わってしまうのか・・・。 記事アップ出来るのっていつまでなのでしたっけ。いい加減、次のことを考…

朱野帰子「くらやみガールズトーク」/友井羊「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん まだ見ぬ場所のブイヤベース」

こんばんは。桜ももう終わりですね。明日は天気が崩れて、季節外れの寒さに なるそうで。もしかして雪かも、とまで言われているし。もう寒いのは終わりだと ほっとしていたのに(涙)。外出する予定なので、ダウンで行くようかしらん。 今回も二冊です。 朱…

日明恩/「ゆえに、警官は見護る」/双葉社刊

日明恩さんの「ゆえに、警官は見護る」。 明け方の港区芝浦のマンション前で焼死体が発見された。重ねられた自動車タイヤの中に立たせた人体を 燃やすという残忍な手口は世間の耳目を集める。だが検視の結果、燃焼時には既に死亡していたこと、 遺体は長時間…

千早茜「正しい女たち」/三津田信三「碆霊の如き祀るもの 」

こんばんは。今日で平成の歌姫、安室ちゃんが引退ですね。 私自身は特に大ファンって訳ではなかったのだけれど、彼女の歌はテレビやラジオ でずっと聴いて来たし、カラオケで何度も歌って来たし、大好きです。ひとつの 時代が終わったって感じがしますね。各…

辻村深月「噛みあわない会話と、ある過去について」/成田名璃子「東京すみっこごはん」

こんばんは。この間大阪の地震があったと思ったら、今度は日本全域で大雨。被害が あまりにも甚大で、テレビのニュースを見る度に愕然としてしまいます。 自然災害の脅威を改めて感じさせられるばかりです・・・。とにかく、被害に 遭われた方が一日も早く日…

高森美由紀「みさと町立図書館分館」/織田信成「フィギュアほど泣けるスポーツはない!」

こんばんはー。初夏ですねぇ。 我が家では、去年から飼い始めたメダカのメスたちが毎日卵を産んでおります。 水槽に産み付けたままにしておくと、親めだかやエビたちが食べてしまうので、何度か 採卵して卵を隔離してるんですけど、昨日ようやっと一番始めに…

読了本三冊。

こんばんは。旅行から帰って来て魂が抜けたみたいになっているワタクシです。 でも、楽しんだ分働かないとね・・・。 旅行中一番心配だったのは、めだかたちのこと。いろいろネットとかで調べて、 一週間くらいなら全然平気らしいとの情報は得ていたものの、…

千早茜「クローゼット」/辻村深月「青空と逃げる」

こんばんはー。風が強いですねぇ。春って感じ。日中は温かいけど、朝晩冷えるから、 着るものに困ります。仕事の時は朝早いんで・・・。 ところで、唐突ですが、私、明日からしばらく海外脱出してきます~。 どこに行くかはまだ内緒♪帰って来たら、旅行記・…

葉真中顕「政治的に正しい警察小説」/高田崇史「QED~ortus~白山の頻闇」

こんばんは。三寒四温の日々が続きますね。昨日はぽかぽか陽気で、今日は春の嵐って感じの 荒れた天気。着るものに困る~^^; あったかくなって来たので、めだかたちも元気。昨年生まれた稚魚は、結局二匹になって しまいましたが(卵から孵った子は20匹…