青山さん最新作(かな?その後出てたらすみません)。本屋大賞にもノミネート されてますね。 うんうん。安定の青山ワールド。とっても素敵な作品集でした。長年勤めた病院 を理由あって辞めて次の職を探す元看護師、売れないながらもお笑い芸人の夢を 諦め…
作家生活10周年を記念して、作家自らが編集に加わったスペシャルブック。 様々な作家との競作や、対談、過去の雑誌インタビューなど、多岐に亘る作品集。 加藤さんの作品は、エッセイ一作と小説一作しかまだ読めていないのですが、 その二作読んだだけでも…
『1ミリの後悔もない、はずがない』から注目している作家さん。新刊が出たので 予約してみました。 いやー・・・イヤミス通り越してもう、ホラーの域っていう作品でしたね・・・。 一話目二話目辺りまでは、夫とうまくいかない主婦が若くてイケメン(2話目…
芦沢さんの作品は読んだり読まなかったりなんですけれど、これは何となく良さそう だなと思って予約してありました。回って来るまで結構かかったなぁ。記事を 書くにあたってネット検索してたら、本書が作家十周年の記念作品だそうで。 ここ最近人気になった…
王様のブランチで紹介されていて、面白そうだなぁと思って予約していた作品。 その後本屋大賞にもノミネートされました。 なるほど、なるほど、話題になるのも頷ける作品でしたねぇ。とても面白かった。 少し前に、音楽教室の著作権問題が話題になったのを覚…
久しぶりの帝都探偵シリーズ。確か、一作くらい抜けてたようなと思いつつ、新刊が 嬉しかったので予約しちゃったんだけど、調べてみるとこれがシリーズ五作目で、 四作目までちゃんと記事があったので、一応全部読んではいるみたいです。 ただ、登場人物とか…
ブログ友達のおんだなみさん、わぐまさんがオススメされていた作品。書店が 舞台でブロ友さんのオススメとあらば、読まない訳にはいきませんよね。北海道 で老舗の書店を営んでいた祖父が亡くなり、理由あってその経営を引き継いだ 元編集者の青年の物語。 …
似鳥さんの最新作。医療もののミステリーというのは昨今それほど珍しいものでは ありませんが、その中でも泌尿器科医が主人公というのは結構珍しいのではないか と思います。身体の中でも非常に重要な器官であるものの、いざ病気になったら 病院に行くのに勇…
大好きな書楼弔堂シリーズ第三弾。前作からもう6年経っているそうな。今回の 舞台は昭和30年代後半。弔堂に続く坂道の途中で、鄙びた甘酒屋を営む弥蔵が すべてのお話の語り手を担います。老いさらばえた世捨て人のようなこの弥蔵の キャラクターがとにか…
月光荘シリーズ第5弾。家の声が聞こえる孤高の青年・遠野守人が主人公。月光荘 のイベントスペースの運営を任されることになった守人だったが、その前に大学院 の修士論文提出が控えていた。担当の木谷先生からは、草稿を渡す度に大量の 赤字修正が入ったが…
久しぶりの高野さん。新着情報で名前を見かけて嬉しかったです。とはいえ、話題に なった『ジェノサイド』は結局未だに読んでないのですけども・・・^^; 意気揚々と読み始めたものの、物語が淡々と進んで行くせいか、なかなか物語に 入って行けないまま読…
この間は表紙がブルーの『マイ・プレゼント』の方を読んだのですが、こちらは 赤バージョン。今回も美しい色彩の水彩画と詩のような優しい文章が心地良い 素敵な作品でした。画集気分で眺めるだけでも楽しいです。今回は赤が基調に なっているので、前回の青…
『スモールワールズ』で有名になった一穂さんの最新長編作。本屋大賞にも直木賞 にもノミネートされて話題になっているようですね。『スモール~』がなかなか 良かったので、新刊出てすぐに予約しておいて良かったです。そうじゃなきゃ、 読めるの何年か後と…
青柳さん最新作。面白い趣向の作品を次々と生み出す青柳さん。今回も、大正時代に 活躍した実在の人物を登場させ、様々な謎を解き明かすという、また違った切り口の 大正浪漫ミステリー集でした。 登場するのは、教科書に登場するような有名人ばかり。どこま…
元お笑い芸人の作家・藤崎さんの最新作。何作か読み逃しているのだけど、これは 図書館の新着図書案内で面白そうだったので予約してみました。帯の煽り文句が スゴイですね^^;図書館本なので読んだ本には帯がついていなかったのですが。 伝説級のトリック…
シリーズ第4弾。今回の旅は長野、名古屋(愛知)、東京でのお土産宴会を 挟んで、高知・愛媛、宮崎・鹿児島と、ひとり旅としてはなかなかの移動距離。 日和がだんだんとひとり旅慣れしていくのがわかりますね。ただし、今回は間の 東京お土産宴会を挟んだこ…
恩田さんの最新作。といっても、予約してから大分経ってようやく回って来たって 感じでしたけど(昨年11月の新刊)。最近は予約に乗り遅れてばかりだなぁ。 ちょっと、今までの恩田さんにはないタイプの作品で、斬新な内容でしたねぇ。 主人公の梯結子のキ…
貴志さんの最新作。4つの作品からなるホラー短編(中編?)集。共通している のは、タイトルにもあるように印象的な場面で秋雨が出て来るところくらい。 それも、そこまで重要ってほどの要素でもなく。ネット検索していたら、どなた かの感想に上田秋成の『…
薬丸さん最新作。ちょうど読んでいる時に職場の昼休憩でテレビを観ていたら、 王様のブランチで本書が紹介されて、めっちゃタイムリーだなぁと思いました。 薬丸さんご自身が出演されていて、なぜ本書を書こうと思ったのか等のお話が 聞けて良かったです。実…
死神のような風貌の乙姫警部が活躍する倒叙ミステリシリーズ第二弾。前作も傑作 でしたけれど、今回もそれに遜色ないくらい面白かったですね。昨年中に読んでたら、 間違いなくミステリランキングには入れたと思いますね。死神にしか見えない 乙姫警部と、恐…
マル暴甘糟シリーズ第三弾。相変わらずやる気のない甘糟刑事ですが、強面上司の 郡原が更に仕事をしない人なので、必然的に仕方がなく、いろんなことをやる羽目 になってしまいます。マル暴担当なのに、こんなに弱々で大丈夫!?といつも 思うのですが、なん…
「捨てない」をテーマにした21人の作家による豪華アンソロジー。21人が 寄稿ということで、一編が短いのですぐに読めてしまいます。「捨てない」が テーマということで、古いものを大事にするとか、思い出のあるものを捨てずに 取っておくとか、そういう…
どうもみなさま、あけましておめでとうございます。 お正月はいかがお過ごしでしょうか。ベスト記事がまたしても年明け になってしまい、申し訳ありません(え、誰も待ってない?^^;)。 私のお正月は、昨日は早朝4時に起きて地元の神社に初詣に行き(車…
童話シリーズ最新作。前に登場した名探偵の赤ずきんちゃんが再び登場。まさか、 赤ずきんだけが独り歩きしてシリーズ化するとは・・・(笑)。まぁ、確かに なかなか面白いキャラクターだったので納得出来なくもないですが。今回の赤ずきん は、森の奥に住む…
イヤミスばかりを集めたアンソロジー第二弾。第一弾は読んでいたような気がして いたのですが、調べてみたら未読で、第二弾から読む羽目になってしまいました^^; まぁ、アンソロジーだから別にどうでもいいっちゃいいのですけどもね。 テーマはイヤミスで…
亡き祖母の代わりに連句会のお菓子番を勤めることになった一葉の成長を描く、 シリーズ第三弾。前作で再び書店員の仕事を得た一葉。彼女が勤めるブックカフェ で少女マンガを題材に取り上げたトークイベントが開かれることになり、準備に 追われることに。し…
メタ・フィクション小説ばかりを集めた作品集。既存のいわゆる『小説の決まりごと』 を取っ払った、常識無用の小説ばかりが収録されています。 いやぁ~・・・う、うん・・・正直、読むのに疲れました。アマゾンのレビュー はみなさん大絶賛だったので、アレ…
新進気鋭のミステリ作家二人による豪華な共作ミステリー。タイトルから、読者 への挑戦状が入ったミステリーなんだろうな、と期待しながら読みました。 確かに付属でカードに書かれた『あなたへの挑戦状』が入っていました(二通)。 図書館本ですが、ちゃん…
万城目さんの最新エッセイ。とてもおもしろい形状をしていて、絵本によくある ような、横に長い長方形。若干読みにくさはありましたけど^^; 柚木さんのエッセイのあとに読んだので、その軽い筆致に嬉しくなりました。 そうそう、こういうエッセイが読みた…
柚木さんのコロナ前~コロナ真っ只中までの四年間を綴ったエッセイ集。柚木さん のエッセイ読むのは初めてじゃないかな?NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』 に掲載されたものを中心に、それ以外のところで掲載されたものもちらほら入って いるもよう。 …