は行の作家
ほしおさん最新長編。最近は文庫の作品ばかりでしたが、これは珍しく単行本。 母親が亡くなり、生きる意味を見い出せなくなった無気力な女性が主人公。この 説明だけで、内容暗めなのがわかりますよね^^;シングルマザーの母親に女手 ひとつで育てられた槐…
東川さん最新作。今回は、両親が探偵業をやっているオカルト好きの中学生男子と、 寂れた廃工場に住む、自称天才発明家のふたりが、オカルトまがいの事件に挑む 連作ミステリー。相変わらず、キャラも設定もゆるゆる(笑)。ツッコミ所満載 ですが、いいのい…
シリーズ第四弾。亡き祖母が通っていた連句会『ひとつばたご』に、祖母の代わりに 月に一度お菓子番として通う傍ら、ブックカフェで働き始めた一葉。歌人の久子 さんと小説家の柚子さんによるトークイベントが好評を博し、今度は短歌の書き方 指南のイベント…
元お笑い芸人の藤崎さんの文庫新刊。新刊なのは間違いないけれど、単行本が 文庫化されたもののようで、単行本時はこちらも作中の「『比例区は「悪魔」と 書くのだ、人間ども』」の方がタイトルだったらしい。長ったらしいタイトルだし 内容がわかりにくいか…
東野さん新刊・・・というには、大分出てから経っちゃいましたけど^^;東野 作品は、当日予約でも待たされるのに、今回は大分経ってからの予約になって しまったからなぁ。回って来るまで結構かかりましたね~。 『~殺した』シリーズ(勝手に命名)久しぶ…
この間読んだ月光荘シリーズに続き、こちらの紙屋ふじさき記念館シリーズも これで最終巻。好きなシリーズがどんどん終わっちゃってさみしいなぁ。でも、 こちらのシリーズも最終的には川越にあたらしい記念館が出来るので、サブタイトル 通り、新しいスター…
最近ちょっと注目している藤崎さんの最新作。『逆転美人』は結構話題になって いるみたいですね(確かに面白かった)。 今回は、往年の名野球選手・竹下竜司のモノマネで食べている、モノマネ芸人の マネ下竜司こと関野浩樹が主人公。竹下本人からも認められ…
久しぶりのミステリ・フロンティア作品。青春ミステリで連作短編集っぽかった ので、借りてみました。しかし、ずっと刊行予定作の欄に書かれている梓崎優 さんの作品は、一体いつになったら刊行されるのだろう・・・。次かな次かな、と いつも心待ちにしてい…
一年に一度のしゃばけシリーズ最新作。本書で二十二作目だそうです。毎回、 マンネリにならないようにか、いろんな趣向で物語が展開していきますが、 今回は、タイムスリップもの。タイムスリップって、前にもなかったっけ?とも 思いましたけど、似たような…
最近人気の原田さん。これは文庫で新刊入荷したみたいだったので、予約して みました。原田さんの作品は読みたいのがたくさんあるのだけど、予約が多くて なかなか借りられないのよね。これも結構待たされました。 大学の仲間同士で立ち上げたベンチャー企業…
久々早坂さん。ミステリ好きのお仲間ブロガーゆきあやさんが絶賛していたので、 読むのを楽しみにしていました。 なるほど、なるほど。いろいろ騙されましたねぇ。構成が素晴らしい。序盤は しおかぜ市一家殺害事件の様子が描かれ、中盤から名探偵・死宮遊歩…
シリーズ第六弾。早いですね~。前作でコロナの世界が始まりましたが、本書 では、まさにコロナ禍真っ只中。政府による緊急事態宣言が出されて、不要不急の 外出が出来なくなった頃の出来事です。大学では対面授業がなくなり、アルバイト も出来ず、身内とし…
東野さんの最新刊。タイトルからそうじゃないかな~とは予想してましたが、予想 通り、『ラプラスの魔女』に出て来た羽原円華シリーズ。前作は前日譚でしたが、 今回は、『ラプラス~』から七年後という設定のようです。コロナ禍らしき描写 もありましたし、…
平山さん最新刊。平山さんの新作は全部が図書館入荷してもらえる訳ではないので、 新着案内で入荷されていることがわかるととても嬉しい。本書はお付き合いの 長いお仲間ブロガーさんたちが絶賛されていて、絶対読みたいと思っていたので、 入荷してくれて良…
月光荘シリーズ第5弾。家の声が聞こえる孤高の青年・遠野守人が主人公。月光荘 のイベントスペースの運営を任されることになった守人だったが、その前に大学院 の修士論文提出が控えていた。担当の木谷先生からは、草稿を渡す度に大量の 赤字修正が入ったが…
元お笑い芸人の作家・藤崎さんの最新作。何作か読み逃しているのだけど、これは 図書館の新着図書案内で面白そうだったので予約してみました。帯の煽り文句が スゴイですね^^;図書館本なので読んだ本には帯がついていなかったのですが。 伝説級のトリック…
亡き祖母の代わりに連句会のお菓子番を勤めることになった一葉の成長を描く、 シリーズ第三弾。前作で再び書店員の仕事を得た一葉。彼女が勤めるブックカフェ で少女マンガを題材に取り上げたトークイベントが開かれることになり、準備に 追われることに。し…
多分初めましての作家さん。新聞広告であらすじ見て、面白そうだなぁと思ったので 予約してありました。40代以上の独身女性専用のシェアハウスでの出来事を綴った、 すべての女性にエールを送るような作品でした。 なかなかに身につまされる内容で、心に刺…
本屋大賞候補にもなった前作『店長がバカすぎて』の続編。続編出るとは思わなかった です^^;予想外に好評だったから、出版社側から要請があったのかもしれません ねぇ。こういうネタは、本が好きな人なら大抵食いつきますからねー(お前だよ)。 本屋ある…
東川さん最新作。タイトルといい出版社といい、『館島』と雰囲気似てるなー、 もしや続編!?と思いながら読み始めましたらば、当たらずと言えど遠からず、 微妙に繋がっている作品でした。とはいえ、単独作品と云ってもほぼ間違いでは ないです。一部『館島…
年に一度のしゃばけシリーズ第21弾。今回も若旦那は安定の虚弱体質。作中で どれくらいの時間が流れているのかよくわからないのですが、現在の若旦那の 年齢っていくつくらいになっているのかな。シリーズ始めは十代だったと思うの だけれど(17くらい?…
東川さん最新刊(新シリーズ??)。毎回新たなキャラクターをどんどん生み出して くれていますねぇ。その後続編が出ないものも多いですけど・・・(そもそも、 シリーズ化を狙って書いているのかも謎ですが)。 今回の探偵役は、な、なんと!! 馬 ・・・え…
最近人気のある原田さんに初挑戦。新着図書案内でタイトルを見かけて、面白そう だと思って予約しました。早めに予約しておいたので、比較的早く回って来て 良かったです。話題になっている『三千円の使い方』は、いろんなメディアで 紹介されているせいか、…
シリーズ第5弾。主人公の百花がバイトする紙屋ふじさき記念館の閉館まであと わずかとなり、記念館の閉館イベントの準備や、最後のワークショップの企画立案、 川越の活版印刷所との冊子作りなど、慌ただしく日々は過ぎて行く。記念館閉館後 のバイトのこと…
なんとなんと、シリーズ13年ぶりの新刊だそうです。そういえば全然出てなかった ですよね。東川作品の新刊読む度に、あー、次は烏賊川市シリーズがいいな~とか 言っていたような。今回、満を持しての最新長編。 ファン待望の新刊ということで、サービス精…
シリーズ第四弾。前回の事件から数年が経っている設定。新田刑事は出世して 警部になり、殺人事件の捜査の指揮を取るほどにまでなっています。新田たちは、 最近起きた三つの殺人事件の共通点に着目し、これが連続殺人事件であることを 突き止める。三つの殺…
26歳で勤めていた書店が閉店し、職を失った一葉は、亡き祖母が参加していた 連句会『ひとつばたご』で祖母の代わりにお菓子番を務めることに。月に一度 祖母が指定していたお菓子を買って、連句会に参加するのが楽しみになっていた。 その傍ら、書店員時代…
マカン・マランシリーズの古内さんの新刊。買収が決まった老舗の映画会社に 勤める人々が、DVD宣伝部が仕掛けた最後の企画を成功させるべく奔走する姿を 描くお仕事小説。 読み終わってネット検索して初めて知ったのですが、これ、続編だったようでして。 た…
シリーズ第三弾にして、最終巻(らしい)。南武線沿線を舞台に繰り広げられる、 天才探偵美少女とポンコツ便利屋コンビの事件簿。 二人のやり取りが好きだったので、シリーズ終了は寂しい。ラストで、突然アリサが 南武線沿線の自宅から、某国へと旅立つこと…
久しぶりの平山さん。新作出ても、あんまり図書館入れてくれないから、ポロポロ 読み逃しがあるんですよねぇ。ほんとは、全部読みたいんだけれども。これは 単行本だからなのか、図書館入荷してくれて良かったよ。 いやー、初期作品を彷彿とさせるような、め…