は行の作家
月光荘シリーズ第5弾。家の声が聞こえる孤高の青年・遠野守人が主人公。月光荘 のイベントスペースの運営を任されることになった守人だったが、その前に大学院 の修士論文提出が控えていた。担当の木谷先生からは、草稿を渡す度に大量の 赤字修正が入ったが…
元お笑い芸人の作家・藤崎さんの最新作。何作か読み逃しているのだけど、これは 図書館の新着図書案内で面白そうだったので予約してみました。帯の煽り文句が スゴイですね^^;図書館本なので読んだ本には帯がついていなかったのですが。 伝説級のトリック…
亡き祖母の代わりに連句会のお菓子番を勤めることになった一葉の成長を描く、 シリーズ第三弾。前作で再び書店員の仕事を得た一葉。彼女が勤めるブックカフェ で少女マンガを題材に取り上げたトークイベントが開かれることになり、準備に 追われることに。し…
多分初めましての作家さん。新聞広告であらすじ見て、面白そうだなぁと思ったので 予約してありました。40代以上の独身女性専用のシェアハウスでの出来事を綴った、 すべての女性にエールを送るような作品でした。 なかなかに身につまされる内容で、心に刺…
本屋大賞候補にもなった前作『店長がバカすぎて』の続編。続編出るとは思わなかった です^^;予想外に好評だったから、出版社側から要請があったのかもしれません ねぇ。こういうネタは、本が好きな人なら大抵食いつきますからねー(お前だよ)。 本屋ある…
東川さん最新作。タイトルといい出版社といい、『館島』と雰囲気似てるなー、 もしや続編!?と思いながら読み始めましたらば、当たらずと言えど遠からず、 微妙に繋がっている作品でした。とはいえ、単独作品と云ってもほぼ間違いでは ないです。一部『館島…
年に一度のしゃばけシリーズ第21弾。今回も若旦那は安定の虚弱体質。作中で どれくらいの時間が流れているのかよくわからないのですが、現在の若旦那の 年齢っていくつくらいになっているのかな。シリーズ始めは十代だったと思うの だけれど(17くらい?…
東川さん最新刊(新シリーズ??)。毎回新たなキャラクターをどんどん生み出して くれていますねぇ。その後続編が出ないものも多いですけど・・・(そもそも、 シリーズ化を狙って書いているのかも謎ですが)。 今回の探偵役は、な、なんと!! 馬 ・・・え…
最近人気のある原田さんに初挑戦。新着図書案内でタイトルを見かけて、面白そう だと思って予約しました。早めに予約しておいたので、比較的早く回って来て 良かったです。話題になっている『三千円の使い方』は、いろんなメディアで 紹介されているせいか、…
シリーズ第5弾。主人公の百花がバイトする紙屋ふじさき記念館の閉館まであと わずかとなり、記念館の閉館イベントの準備や、最後のワークショップの企画立案、 川越の活版印刷所との冊子作りなど、慌ただしく日々は過ぎて行く。記念館閉館後 のバイトのこと…
なんとなんと、シリーズ13年ぶりの新刊だそうです。そういえば全然出てなかった ですよね。東川作品の新刊読む度に、あー、次は烏賊川市シリーズがいいな~とか 言っていたような。今回、満を持しての最新長編。 ファン待望の新刊ということで、サービス精…
シリーズ第四弾。前回の事件から数年が経っている設定。新田刑事は出世して 警部になり、殺人事件の捜査の指揮を取るほどにまでなっています。新田たちは、 最近起きた三つの殺人事件の共通点に着目し、これが連続殺人事件であることを 突き止める。三つの殺…
26歳で勤めていた書店が閉店し、職を失った一葉は、亡き祖母が参加していた 連句会『ひとつばたご』で祖母の代わりにお菓子番を務めることに。月に一度 祖母が指定していたお菓子を買って、連句会に参加するのが楽しみになっていた。 その傍ら、書店員時代…
マカン・マランシリーズの古内さんの新刊。買収が決まった老舗の映画会社に 勤める人々が、DVD宣伝部が仕掛けた最後の企画を成功させるべく奔走する姿を 描くお仕事小説。 読み終わってネット検索して初めて知ったのですが、これ、続編だったようでして。 た…
シリーズ第三弾にして、最終巻(らしい)。南武線沿線を舞台に繰り広げられる、 天才探偵美少女とポンコツ便利屋コンビの事件簿。 二人のやり取りが好きだったので、シリーズ終了は寂しい。ラストで、突然アリサが 南武線沿線の自宅から、某国へと旅立つこと…
久しぶりの平山さん。新作出ても、あんまり図書館入れてくれないから、ポロポロ 読み逃しがあるんですよねぇ。ほんとは、全部読みたいんだけれども。これは 単行本だからなのか、図書館入荷してくれて良かったよ。 いやー、初期作品を彷彿とさせるような、め…
シリーズ第四弾。和紙のシリーズと平行して、コンスタントに続きが出てますね。 どちらのシリーズも大好きなので、間を空けずに読めるのはとても嬉しい。そして、 三日月堂シリーズも併せて、三つのシリーズがすべてお互いにリンクしているところ も嬉しいで…
和紙の良さを現代に伝える、シリーズ第4弾。コンスタントに新作が出るので、 物語が進んで行くのに合わせて、大学生の主人公の成長がリアルに伺えるのが 良いですね。大学三年になった百花は、少しづつ自らの進むべき道について 考え始めて行きます。心の中…
『純喫茶「一服堂」の四季』の姉妹編という感じ。最初タイトル見た時、ものすごい 既視感があって、あれ?と思ったのだけれど、探偵役の名前見て思い出しました。 でも、あの作品のラストって・・・と思っていたら、『二代目』安楽ヨリ子さん となっていまし…
久しぶりの本多作品。タイトルから内容が想像しにくかったですが(これは氏の 作品では珍しくないけど)、とても良かったです。警察内にある、犯罪被害者 やその家族のアフターケアを専門に請け負う、心理カウンセラーの高階唯子の 活躍を描いた連作集です。…
東野さん最新作。ガリレオシリーズ最新作にして、第十弾になるようです。シリーズ の中では、ちょっと異色の一作と云えるのじゃないでしょうか。まず、いつもの ような物理や科学を使ったトリックが出て来ない。どちらかといえば、人間 心理の方に寄せた物語…
東京バンドワゴンシリーズ同様、年に一度のお楽しみシリーズ。シリーズ第20弾 だそうで。もうそんなになるんですねぇ。これだけ出ていると、さすがにネタ切れ してきそうだなぁと思っているのですが、毎回、こうきたか!という、いい意味で 意表をつかれた…
東川さん最新作。タイトル通り、今回は野球に特化したミステリー。野球好きの 東川さんらしい作品集だと思います。正直、私個人は野球ってあんまり興味が ないので、作中のマニアックな野球うんちくには少々辟易したところはありました。 まぁ、野球興味ない…
ほしおさん最新作。今回もとっても素敵な物語だった。最近のほしおさんの作品は どれも外れがないなぁ。連句という、日本ならではの文化をとても大事に伝えて くれる作品だった。最近はテレビの影響から俳句ブームで、俳句は世間の人にも 馴染み深いものにな…
マカン・マランシリーズの古内さんの新刊。老舗の桜山ホテルに勤める遠山涼音は、 入社七年目にして、ようやく念願だったアフタヌーンティーチームに異動することが 出来た。桜山ホテルのアフターヌーンティーの開発を手掛けることが夢だった涼音は、 早速張…
東野さん最新長編ミステリ。若干予約に乗り遅れたので回って来るのに時間かかり ました。東野さんの作品は発売日に予約しても絶対一番手にはなれないもんなー。 今回は発売日予約出来なかったから仕方がない。 久しぶりに総ページ数が500超え。なかなかの…
シリーズ第三弾。和紙の奥深さを感じさせてくれるこのシリーズ、今回も新たな 和紙の魅力満載で素敵でした。今回は、主人公百花が、母親の実家・長野県の 飯田市を訪れるお話からスタート。百花は、飯田は水引の産地で、百花の祖母・ てるは、若い頃水引を作…
久しぶりのシリーズ最新刊。もう続編出ないかと思っていたので、嬉しいです。 読み始めて、そういえば前作の最後で風祭警部って異動したんだっけ、と思い出し ました。それがあったから、もう続編出ないと思ったような覚えも。しかし、随分と あっさり国立署…
先日に続けて新刊第二弾。こちらは二作が収録されています。後半の方は語り手が 中学二年の小高真鳥ちゃん。初期作品に出て来たキャラクターですが、なんとなく 名前を覚えている程度でした・・・^^;一作目冒頭から登場してますけどね。 一作目は通常スタ…
とっても久しぶりのひまわり探偵局シリーズ。二冊同時刊行だったそうで、もう一冊 あるみたいです。実は、図書館の新刊案内で見かけた時、昔に出た作品の新装版 なんじゃないかと疑っていました。文庫ではなさそうだけど、どうなんだろうと。 まぁとりあえず…