ミステリ読書録

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中原アヤ/「ラブ☆コン ⑯」/マーガレットコミックス刊

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中原アヤさんの「ラブ☆コン 亜廖

卒業委員になったリサ達。なにかと忙しい日々を過ごしていたが、ある日アルバム用
の写真の中で、大谷が写ったものだけがなくなっていた。その後も何かと大谷を標的にした
いやがらせが続く。どうやら犯人はリサと大谷を別れさせようとしているらしい。
一体誰が何の為に!?デコボコカップルのラブコメディ、ついに本編完結!


終わってしまいました。と言っても番外編がまだ描かれるらしく、コミックスは後一冊
あるそうなのですが。堂々の本編完結と言って良いですね。欲を云えばもう少しひねり
が欲しかったところです。まぁ、人気作なので変な終わり方したらファンが剃刀でも
送ってきかねないので、無難にまとめる他ないのかもしれませんが^^;

リサと大谷のバカップルぶりは今回も健在。相変わらず漫才コンビみたいな二人の
会話が面白い。ただ、私は二人がくっつくかくっつかないか位の頃が一番面白かった
なぁ。ふられてもふられても諦めない頑張りやのリサをついつい応援してしまいました。
対して、こんな可愛い女の子をふるとは、大谷のアホめ!と腹が立っていたのですが、
二人がくっついてからはどっちかっていうと大谷を応援していたような・・・あまりにも
みんなの扱いが酷いので(苦笑)。小さくってもバスケを必死に頑張る大谷はなんだ
かんだ云ってかっこいい。個人的には大谷とリサの弟との絡みがツボ(今回なかったけど)。
なんとなく、卒業パーティーの部分読んでて、弟君と美々がお似合いなんじゃないかと
思ったのは私だけ?
これって、実は番外編の伏線なのでは、と勘繰ってしまったのですが(真相は次巻で
明らかになるでしょう・・・ぜんっぜん関係なかったりして^^;)。

以前畠中さんの「みぃつけた」の記事で挙げた「キュン死に」のモトネタがこのマンガです。
ちなみに「ラブコン」とはラブ・コンプレックスの略。身長の高い女の子と身長の低い
男の子、コンプレックスを抱えた二人のラブコメディ。大阪弁でボケとツッコミを
しまくる二人の会話がとにかく可笑しい。二人の周りのキャラも奇人変人大集合(笑)。

この漫画読んでると、ついつい大阪弁が移っちゃうんだよなぁ・・・。
二人のノリツッコミ的な会話がもう読めなくなるなんて寂しい。
とってもキュートで笑える楽しい作品です。
オススメします♪(いいトシして「キュン死にとか言ってるんじゃない!」なんていう
無粋なツッコミを入れないように^^;)