ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

「花より男子F」

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花より男子F」/監督:石井康晴 脚本:サタケミキオ
        出演:井上真央松本潤小栗旬松田翔太阿部力他。


< あらすじ >
道明寺との結婚が決まったつくし。両家が揃った結納の席で、司の母親から道明寺家に嫁ぐ
者に代々伝わって来たという推定100億のティアラ‘ヴィーナスの涙’を贈られる。しかし、
その夜、豪華なホテルの一室で二人の夜を過ごすつくしと司の前に、窓ガラスを突き破って
黒ずくめの男が現れる。男は、ヴィーナスの涙を奪い取り走り去る。男を追いかけホテルを
駆け巡る司だったが、屋上に逃げた男はヘリに乗って逃げて行ってしまう。なんとしてでも
ティアラを取り戻さなければ、この結婚がダメになってしまう――ティアラを追いかけ、世界中
を巡る二人の旅が始まった。果たして、二人はティアラを無事取り戻して結婚することが出来る
のか!?



観てきました。公開して何週か経っているにも関わらず、観客はかなり入ってました。
今日はポニョやポケモンも公開したばかりだったので、映画館自体がかなり混んでいて、
しかも夏休みに入ったばかりということで右を見ても左を見ても小学生以下の子供ばかり。
花男も驚く程小学生客が多かったです。みんなF4のファンだったりするんでしょうか。
マツジュンか小栗旬目当ての子がやっぱり多いのかな。もちろん、漫画のファンも多い
でしょうけど。実は私は原作漫画を読んでないので、純粋にドラマのみのファン。原作
読んでる友人は「イメージ違う~!」と初めは嘆いてましたが、私はそういうのがない分、
気楽に楽しめる作品だったりします。いつもは大抵原作が好きでドラマを観てることが
ほとんどなのですけどね。もちろん、原作も読んでみたいとは思っているのですが、
持っていた友人は古本屋に売り飛ばしてしまうし、自分で買うには巻数が多すぎるし・・・
という訳で、なかなか実現に至らないのでした。

さて、映画の内容ですが、もう、これぞ漫画的展開!と思えるエピソードのオンパレード。
ワールドワイドな映像はいかにもお金かかってます~!!って主張しているかのようでした。
徹底してエンターテイメントを追求したという意味では面白かったですが、それだけにちょっと
詰め込みすぎの印象も。まぁ、漫画原作ですし、これくらい派手にやってくれて気持ち良かった
とも言えますが。
つくしと司が世界中を飛び回るというあらすじなので、メインの主役二人以外はあまり出番が
ありません。道明寺以外のF4メンバーのファンの方には少し物足りなく感じるのでは。
個人的にはつくしと彼女の家族との会話が結構好きなので、彼らの出番が少なかったのは
残念でした。ただ、両親に関してはラストで驚くエピソードが用意されていて、目が点に
なりました・・・多分そこで感動するべきなんでしょうが、私はどちらかというと「おいおい
父さん母さん・・・」とツッコミたくなりました(苦笑)。道明寺の態度にはちょっと感動
しましたけど。

二人が無人島で暮らすところが一番好きだったな。それにしてもマツジュンの身体の線の
美しいこと。目の保養でしたわ(変態?)。マツジュンのプロモーションビデオみたいな
映画でしたね。彼のファンなら楽しめるんじゃないかな~。ええ、もちろん私のことです(笑)。
井上真央ちゃんも可愛かった~。もともと昼ドラの『キッズウォー』時代からのファンなので、
花男以降の彼女の活躍はとても嬉しい。子役の頃可愛くてもだんだん崩れて行っちゃう子が
多いのに、そのまま美しく育ってくれてお姉さん嬉しいよ・・・(なぜか親目線^^;)。

今回一番気になったのは、あのラストシーンに司のお姉ちゃんがいなかったこと。やっぱり
松嶋奈々子のスケジュールが合わなかったのでしょうか。他のキャスト全員集合なのに、
完全にいなかった存在みたいになっていたのがね・・・。二人目妊娠中で産休してたん
でしょうか(いつ頃出産したとか(あるいはまだしてないとか)全然知りませんけど^^;)。
1シーンくらい出てあげろよ・・・とツッコミたくなりました。


映画を観終わった後は何年かぶりにカラオケに行って、映画の流れで嵐の花男ドラマの主題歌を
歌ったのですが・・・サビしか歌えなかった^^;;あんなに毎週観てたのにーー(ガーン)。
結局、一緒に行った友人二人も私も最近の歌にはいまいち疎いので、懐メロ大会状態に。
柴田さんの本の影響で「時をかける少女」を歌って懐かしさに浸って帰ってきたのでした(笑)。