ミステリ読書録

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菅野文/「オトメン(乙男) ⑦」/花とゆめコミックス刊

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菅野文さんの「オトメン(乙男)⑦」。

剣道部の合宿で別棟に泊まり込んだ飛鳥。充太のはからいで合宿の間だけマネージャーに来て
くれることになったりょうの姿にドキドキ。しかし、男嫌いの女の幽霊に取り憑かれてしまい、
度々奇妙な怪現象に襲われる羽目に。何故幽霊は飛鳥だけを襲うのか――?充太の初恋話も
収録した待望の第七巻。


オトメンクラブのみなさまこんばんは。

はい。という訳でやっと出ました第七巻。当初の予定では1月に出る筈だったのに、何故か
伸びに伸びて三月に。加筆が間に合わなかったんでしょうか。

今回は多武峰サマや樹虎君の出番が少なかったせいか、はたまた飛鳥ちゃんのオトメンぶり
が控え目だったせいか、全体的にちょっと勢いがなかったような。

それにしても、ハウスダストの設定って(裏の顔のfra・fraの方も含めて)、まんまDMC
デトロイト・メタル・シティ)ですよね・・・。歌の内容も(あっちよりも少女マンガな分
過激度が少ないけど^^;)。本家から抗議が来たりしないのかしら^^;

やっぱり今回特筆すべきはりょうちゃんの手料理『特製スタミナなべ』でしょう。
こういう光景を以前深夜枠の時の愛のエプロンで見た覚えがありますが・・・(インリン?)。
この鍋風景は完全にホラーですよ・・・。しかも味つけ、にっこり笑って『特には!』って^^;
さすがです。みんなお腹壊さなかったのかなぁ^^;
掃除してあそこまで部屋を荒らせるのはりょうちゃんくらいですよね・・・。

先に言いましたように、今回多武峰サマの出番がほとんどなかったので、毎回恒例の(?)
多武峰語録を紹介できないのが残念。ラストの話では飛鳥ちゃんへの愛が感じられて
ちょっとニヤニヤしちゃいましたけどね(笑)。

そして最後の最後に衝撃の事実が・・・。終わりが近くなって来ているのでしょうか。
飛鳥ちゃんとりょうちゃんはどうなるんでしょう。波乱の展開の兆し?
次も楽しみです。