ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

一周年ありがとうございます。

イメージ 1

ええと、みなさまGW後半いかがお過ごしでしょうか。休暇中でブログをお休みの方も
たくさんいらっしゃいますね。
私はレジャーに行く予定もなく(寂しい^^;)、しかも長期休暇に突入と同時にひいて
しまった風邪のせいでのんびりと家で本読んですごしてます。
まぁ、そんなたわごとはどうでもよくて。
このブログは本日めでたく(?)一周年を迎えることと相成りました。
始めた時はまさかこんなに続くなんて思ってなかったので、時の経つのは早いなぁとびっくり
しております。
今日は一周年を記念して御挨拶を兼ねてブログ開設のきっかけをお話したいと思います。
だらだらと駄文を書き連ねるだけですので、本当に暇な方だけお付き合い下さい^^;;
忙しい方は一番下の挨拶の辺りに飛んで下さいね^^


始まりは昨年のGWの始めに会っていた友人の一言からでした。GW中に一人暮らしの部屋
の方に光が開通する、という話をしていた時(それまではネットは実家の方で見ていたのです)、
友人がポツリと「せっかく光に入るのだから、ブログでもやればいいのに」と一言。
実はその時はあんまりブログというものがよくわかっていなかった。ブログって、あの
中川翔子とか真鍋かをりとかがやってるやつだよね~ぐらいの意識。自分の日常の日記を
ネット上で公開する位の知識はありましたが、私の日記読んだって誰も楽しくないと思う
けどなぁとその時思ったのはそれ位。

でも、実際光が開通して、自由にいつでもネットができる状況になってみると、ただネット
サーフィンする位だとすぐに飽きてしまった。そこで思い出したのが友人が言っていた
‘ブログ’。そこでインターネットのトップページにしていたYahooの項目にあるブログを
クリック。
「誰でも簡単にできる」ほうほう。これは確かにHPなんか作るよりも簡単そうだ(パソコン
オンチで、以前HPを開設しようと試みて失敗したことがあるのです^^;)。
よし、いっちょやってみるか(軽い^^;)。

という訳でなんだかよくわからないままに取りあえず枠組みだけは完成(もちろんそこに
行くまでにも山ほどあった紆余曲折は割愛^^;)。

で、次に突き当たったのは‘内容’。まぁ、これは実は決まっていました。もちろんご存知
の通り読んだ本の記録です。というより、私の中ではブログというのは‘毎日書くものだ’
という漠然とした(今思えば間違った)意識がありまして、毎日書けるネタなんて持っていない。
その日あったことを書く日記というのは全く論外。だって日記に書けるような特別な経験なんて
全然してませんから。で、幸いなことに本は好きで年間100冊以上は読んでいた。そして、
みなさんよくご承知の通り、私は読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう、万年健忘症人間です
(開き直った^^;)。
という訳で備忘録としてブログを利用すればこんな本読んだーとか覚えていられるのでは!と
思ったわけです。で、過去1~2年の間には200冊くらい読んだ本がある訳ですから、
毎日一冊づつ記事を書いていけばしばらくは持つだろう、と。その時点でネタが
切れたらどうするんだ、とかは全く考えていません。ほんとにいきあたりばったりな考え方
でアホだなーと思いますが^^;毎日書かなくてもいいんだと気付いたのは割と後になって
からなんですね。他の方の更新状況を見て、それに気付いたという^^;

でまぁ、とにかく記事を書いてみる。ここで一番重大な壁にぶち当たる。それが記事を書くに
あたって最も必要である‘文章力’。悲しいことに、自分が持ち合わせていない能力。
で、記事を書き始めて、自分が書きたいことがなかなか上手く文章に出来ない。ここでも
紆余曲折・・・。まぁ、でもどうせこんなブログ読む人なんていないし、と開き直って、記事UP。
おお!私が書いた文章が記事になってる!!と一人で満足感に浸る。ちなみに一番最初に書いた
記事はその時読み終わったばかりの北森鴻さんの「深淵のガランス」でした。
今見返すとほんとに記事が短い。初期の記事はほんとに覚書みたいなのでいいや、と思って
いたので、文章が少ない。でも身近な人からは「最初の頃は文が短くて読めたけど、今は文章が
長すぎてもう読めない」と言われました^^;そういえばどんどん記事長くなっているよなぁ
・・・すいません・・・。

始めの頃は、まさか自分の記事にコメントをくれる人がいるとも思わなかったし、お気に入り
登録をして下さる方がいるなんてもってのほかだと思ってました。ただただ自己満足の世界。
訪問者の数も一日通して二桁行ったら「おお~奇跡!!」と喜んでましたし。一年たって、
こんなにたくさんの方とお友達になれて、同じ本について意見を交し合えるなんて、一年前の
自分には考えもつかなかったです。だいたい、トラックバックって何?バトンて何?と
わからないことだらけで何が何やらでした^^;

私は自分の読書記事を‘書評’だとは思っていません(どこかのコメント欄などで書評と
言ってしまっていたらそれは言葉のアヤです^^;)。単なる‘感想文’です。作家の方が
一生懸命書いた作品を私ごときが論じるなんておこがましいですもの。ただただ一読者として
思ったことをそのまま文章に書くだけです。中には酷評するものもあります。それはその作品
を好きな方にとってはすごく印象が悪いし、「こいつ何もわかってねーなー」と思われて
しまうのも理解できます。でも本を読んで抱いた‘感想’はその人だけのものだと思ってます。
どう感じるかはその人次第。そこに‘正解’‘不正解’なんて存在しない。人それぞれ抱いた
感想がそれぞれの‘正解’だと思っています。だから、気分を害する記事を書いてしまった時
には、広い心で許して頂きたいです。だいたいが、本に関しては非常に偏った読み方をする
偏屈人間だったりしますので^^;;

ああ、話がそれました。とにかく、これからも拙い文章力を駆使してつまんない記事をたくさん
書き連ねるとは思いますが、どうかどうか、見捨てずお付き合いをお願いします。
何より、私が書いた記事で興味を持ってその本を手に取ってみた、と言って下さる方が(ごく
たまに)いるのが嬉しいです。もちろん、一冊の本についていろいろと意見が聞けるのも
すごく楽しいし嬉しい。
ブログを初めて、山のように読みたい本が増えたし、自分からは絶対手に取らないような作品を
読むようになったし、良いことがたくさんありました。本を読むことが以前よりもずっとずっと
楽しくなりました。この本読んであの方ならどう思うかなーとか、この記事書いたらあの方は
喜んでくれそう!とか、いろんな読み方もするようになりましたし(笑)。

頻繁に来て下さる方も、たまたま通りすがりの一見さんも、来て下さる全ての方に感謝します。
みなさまがいらっしゃらなかったら、私は一年もこんなブログを続けていません。
本当にありがとうございます。
拙いブログではありますが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


ひゃーすごい長くなっちゃった^^;もっともっといろいろ書きたいことがあるんですが
(まだあるのか)、それこそ誰も読んでくれなくなりそうなのでやめておきます^^;
ちなみに一周年を記念してまたコメントランキングを発表しますと・・・ありゃ、上位の順位
は変わってないや。じゃ、トラックバックランキングでも。
1位 紅子さん
同点2位 たいりょうさん、ぞうの耳さん
3位 1記事違いでれおぽんさん
紅子さんはダントツでした。TBが多いということは、それだけ読んでる本が被っているという
証拠なのでとても嬉しいのです。ありがとうございます^^



最後に、個人的にお礼を言いたい二人の方に私信。

長年のメル友のKさん。私がここまでミステリを読んでこれたのはあなたのおかげです。
ブログも頻繁にチェックして下さっているようで、いつも温かいコメントを下さり
励まされています。これからもよろしくお願いします。

そして、このブログを始めるきっかけになったM.Mさん。すべてはあなたの一言で始まり
ました。あなたがいなければ今こんな記事も書いていないです。感謝してもしきれない位感謝
してます。本当に本当にありがとう!
また映画とか美術館とか付き合ってね。