こんばんはー。無事名古屋から戻りました。まぁ、一泊二日だったんで、あっという間に
終わっちゃいましたけど。
一部の方から旅行記のご希望があったんで、なんとかアップしたいなぁとは
考えています。一番の目的の場所に行って、温泉旅館に泊まったってだけの旅行なんで、
あんまり面白くないかもですけども。KさまYさま、しばしお待ちを。
終わっちゃいましたけど。
一部の方から旅行記のご希望があったんで、なんとかアップしたいなぁとは
考えています。一番の目的の場所に行って、温泉旅館に泊まったってだけの旅行なんで、
あんまり面白くないかもですけども。KさまYさま、しばしお待ちを。
今回も二冊ですー。
坂木司「おやつが好き」(文藝春秋)
坂木さんのおやつにまつわるエッセイ集。『和菓子のアン』シリーズで
甘いものお好きなんだろうなーとは思っていましたが、想像以上にお好きな
ご様子で。おやつに対する情熱が半端ないです(笑)。坂木さんお勧めの
いろんなお店のおやつが紹介されているのですが、そのどれもがとても
美味しそうで、すぐにでも買いに走りたくなっちゃいました。東京のお店が
多いので(デパ地下でも買えるものも多いし)、機会があったら買って
食べてみたいですね。
私も基本的に甘いものが大好きなので、昔はよく有名なケーキ屋さんに
行く為だけに電車に乗って出かけたりしてました。目的のケーキだけ買って
そのまま帰るっていう(笑)。最近は全然そういうのしなくなっちゃったなぁ。
お安いスーパーやコンビニのスイーツばかりですね。まぁ、最近のコンビニ
スイーツはほんと侮れなくて、とてもクオリティが高いので、十分満足
出来ますけどね。
今回紹介されているスイーツは、かなりお上品めのものが多かったような。
銀座のお店が多いですし。個人的には、東京生まれではありますが、やっぱり
銀座ってすごく敷居が高いイメージ。お菓子業界にいた時期はよく行って
ましたけど。資生堂パーラー、ルコント、和光、千疋屋。そして極めつけが
ピエール・マルコリーニ!実は、マルコリーニの銀座本店、一度だけ
入ったことがあります。出来たばかりで、すごく話題になっていて、
坂木さんも本書の中でお勧めされていたチョコレートパフェがどうしても
食べてみたくて、友人と勇気を出して足を踏み入れたのでした。が、しかーし!
行列の末ようやく店内に入り、注文した時には、すでに売り切れていたの
でした・・・パフェが売り切れって!!そんなことある?って思いましたけど^^;
結局、残っていたチョコレートケーキかなんかを食べたのかな?
それ以降、リベンジする機会も訪れず。当時の値段で1600円くらいして
いたから、今はもっとお値段が上がっているのかも?いつかリベンジしに
行きたいなぁ。
まぁ、とにかく、読めば読むほど、お菓子が食べたくなる危険な本でした。
夜中の空腹時に読むのはやめておいた方がよろしいかと(絶対おやつ食べたく
なるハズ!)。
小説も二編収録されています。私は最後に収録されている『チヨコレイコ』
が好きだったな。女の子二人の友情物語。東京で二人の友情が続けば一番
良いけれど、この二人だったら離れていても大丈夫なんじゃないかな、と
思いました。
坂木さんのおやつにまつわるエッセイ集。『和菓子のアン』シリーズで
甘いものお好きなんだろうなーとは思っていましたが、想像以上にお好きな
ご様子で。おやつに対する情熱が半端ないです(笑)。坂木さんお勧めの
いろんなお店のおやつが紹介されているのですが、そのどれもがとても
美味しそうで、すぐにでも買いに走りたくなっちゃいました。東京のお店が
多いので(デパ地下でも買えるものも多いし)、機会があったら買って
食べてみたいですね。
私も基本的に甘いものが大好きなので、昔はよく有名なケーキ屋さんに
行く為だけに電車に乗って出かけたりしてました。目的のケーキだけ買って
そのまま帰るっていう(笑)。最近は全然そういうのしなくなっちゃったなぁ。
お安いスーパーやコンビニのスイーツばかりですね。まぁ、最近のコンビニ
スイーツはほんと侮れなくて、とてもクオリティが高いので、十分満足
出来ますけどね。
今回紹介されているスイーツは、かなりお上品めのものが多かったような。
銀座のお店が多いですし。個人的には、東京生まれではありますが、やっぱり
銀座ってすごく敷居が高いイメージ。お菓子業界にいた時期はよく行って
ましたけど。資生堂パーラー、ルコント、和光、千疋屋。そして極めつけが
ピエール・マルコリーニ!実は、マルコリーニの銀座本店、一度だけ
入ったことがあります。出来たばかりで、すごく話題になっていて、
坂木さんも本書の中でお勧めされていたチョコレートパフェがどうしても
食べてみたくて、友人と勇気を出して足を踏み入れたのでした。が、しかーし!
行列の末ようやく店内に入り、注文した時には、すでに売り切れていたの
でした・・・パフェが売り切れって!!そんなことある?って思いましたけど^^;
結局、残っていたチョコレートケーキかなんかを食べたのかな?
それ以降、リベンジする機会も訪れず。当時の値段で1600円くらいして
いたから、今はもっとお値段が上がっているのかも?いつかリベンジしに
行きたいなぁ。
まぁ、とにかく、読めば読むほど、お菓子が食べたくなる危険な本でした。
夜中の空腹時に読むのはやめておいた方がよろしいかと(絶対おやつ食べたく
なるハズ!)。
小説も二編収録されています。私は最後に収録されている『チヨコレイコ』
が好きだったな。女の子二人の友情物語。東京で二人の友情が続けば一番
良いけれど、この二人だったら離れていても大丈夫なんじゃないかな、と
思いました。
乾くるみ「ジグソーパズル48」(双葉社)
乾さん最新作。短編集ですが、すべての作品に共通しているのが、作品内に必ず
私立曙女子高等学院の女生徒が搭乗するという点。ただ、それぞれの作品に
リンクはほぼありません。同じ人物が登場するのは、一部の先生くらい。結構たくさんの
生徒が出て来るので、重複する生徒がいてもいいとは思うけれど、敢えて
48人出す為に重複させなかったのかなぁ、と思いました。それぞれのタイトル
に使われている数字を足すと、48になるようになってます。出て来る生徒も
足すと48になるかどうかはちょっとわからないけど(もっと多い気もするが)。
AKB48風にしたかったのでしょうね。いろんなタイプの女の子が出て来る
けど、全体的にあまり好感が持てる子がいなかった気がする。女子高ならではの
ノリにもちょっとついていけないところがあったし。ほぼ初対面みたいな相手に
いきなりあだ名で呼んだりとか。私が高校生の時だったら絶対無理だなって
思いました(友達になっても、どうやって苗字から名前とかあだ名で呼んだら
いいのかわからなくて悩んだりするタイプだったんで^^;)。
冒頭の『ラッキーセブン』はアンソロジーか何かで読んだ記憶がありました。
とんでもなく荒唐無稽なお話で面食らった覚えが。バトルロワイヤルを思い
出しました。友達同士で殺し合いとか、恐ろしすぎ。悪魔と軽々しく取引しちゃう
女子高生もどうかと思いましたね。
二話目の『GIVE ME FIVE』は、曙女子高生たちがカラオケ中に起きたいちご
盗難事件をバイトの森澄が推理するお話。いろいろ設定に無理があるような気も
するけど、いちごを食べた犯人を森澄が論理的に突き詰めていく過程は面白
かったです。ただ、その動機はちょっと理解できなかったですけど^^;
探偵役の森澄のキャラは結構好きだったから、もっと出て欲しかったな。
三話目の『三つの涙』は、マンションの一室で殺された女性が、死ぬ直前に
スーパーで買い物をしていたのだが、エコバックの中に、あるはずのものが
なかったのはなぜかというお話。なかなかに後味の悪い話。犯人はほんとんど
の人が予想できるんじゃないかな。
四話目の『女の子の第六感』は、曙女子高のサッカー部女子たちのお話。
福引の『あたり』にまつわるメールの行き違いによって、友情関係にひびが
入るっていう。これは結構あり得そうな話ですね。メールって難しいですね。
悪意はなくても、受け取り方によって悪意に取られてしまったり。女子高生
なら、ほんとにささいな言葉や表現の行き違いでも、仲たがいの原因になりそうだ。
五話目の『マルキュー』は、曙女子高のマルキューこと9組に編入してきた
女生徒のお話。9人の女生徒がいて、9人ともが靴のサイズが違うって、まず
ありえないと思うんですが。今の子は大抵23~23.5辺りのサイズの子が
多いんじゃないのかなぁ。テストのからくりもちょっと無理があるように
思いました。
六話目の『偶然の十字路』は、曙女子高の防音棟で起きた女生徒殴打事件を
描いたお話。殴打事件の真相には拍子抜け。まぁ、それよりもトイレに
行った被害者が殴打されて倒れた後の顛末の方が呆気にとられましたが。
気を失って〇〇したなんて、一生の恥だと思うよ・・・。
七話目の『ハチの巣ダンス』は、友人のスマホがよからぬ男たちに拾われて、
スマホを返す条件として百万を要求されてしまう話。恐喝してきた相手には
嫌悪しか覚えなかったです。正直、ラストで明らかになる主人公と友人の関係
は説明されてもなんだかピンと来なくて、もやもやしたまま終わってしまった。
もうちょっとわかりやすい説明がほしかったなぁ。いや、私の理解力不足のせい
なんですけどね^^;;
乾さん最新作。短編集ですが、すべての作品に共通しているのが、作品内に必ず
私立曙女子高等学院の女生徒が搭乗するという点。ただ、それぞれの作品に
リンクはほぼありません。同じ人物が登場するのは、一部の先生くらい。結構たくさんの
生徒が出て来るので、重複する生徒がいてもいいとは思うけれど、敢えて
48人出す為に重複させなかったのかなぁ、と思いました。それぞれのタイトル
に使われている数字を足すと、48になるようになってます。出て来る生徒も
足すと48になるかどうかはちょっとわからないけど(もっと多い気もするが)。
AKB48風にしたかったのでしょうね。いろんなタイプの女の子が出て来る
けど、全体的にあまり好感が持てる子がいなかった気がする。女子高ならではの
ノリにもちょっとついていけないところがあったし。ほぼ初対面みたいな相手に
いきなりあだ名で呼んだりとか。私が高校生の時だったら絶対無理だなって
思いました(友達になっても、どうやって苗字から名前とかあだ名で呼んだら
いいのかわからなくて悩んだりするタイプだったんで^^;)。
冒頭の『ラッキーセブン』はアンソロジーか何かで読んだ記憶がありました。
とんでもなく荒唐無稽なお話で面食らった覚えが。バトルロワイヤルを思い
出しました。友達同士で殺し合いとか、恐ろしすぎ。悪魔と軽々しく取引しちゃう
女子高生もどうかと思いましたね。
二話目の『GIVE ME FIVE』は、曙女子高生たちがカラオケ中に起きたいちご
盗難事件をバイトの森澄が推理するお話。いろいろ設定に無理があるような気も
するけど、いちごを食べた犯人を森澄が論理的に突き詰めていく過程は面白
かったです。ただ、その動機はちょっと理解できなかったですけど^^;
探偵役の森澄のキャラは結構好きだったから、もっと出て欲しかったな。
三話目の『三つの涙』は、マンションの一室で殺された女性が、死ぬ直前に
スーパーで買い物をしていたのだが、エコバックの中に、あるはずのものが
なかったのはなぜかというお話。なかなかに後味の悪い話。犯人はほんとんど
の人が予想できるんじゃないかな。
四話目の『女の子の第六感』は、曙女子高のサッカー部女子たちのお話。
福引の『あたり』にまつわるメールの行き違いによって、友情関係にひびが
入るっていう。これは結構あり得そうな話ですね。メールって難しいですね。
悪意はなくても、受け取り方によって悪意に取られてしまったり。女子高生
なら、ほんとにささいな言葉や表現の行き違いでも、仲たがいの原因になりそうだ。
五話目の『マルキュー』は、曙女子高のマルキューこと9組に編入してきた
女生徒のお話。9人の女生徒がいて、9人ともが靴のサイズが違うって、まず
ありえないと思うんですが。今の子は大抵23~23.5辺りのサイズの子が
多いんじゃないのかなぁ。テストのからくりもちょっと無理があるように
思いました。
六話目の『偶然の十字路』は、曙女子高の防音棟で起きた女生徒殴打事件を
描いたお話。殴打事件の真相には拍子抜け。まぁ、それよりもトイレに
行った被害者が殴打されて倒れた後の顛末の方が呆気にとられましたが。
気を失って〇〇したなんて、一生の恥だと思うよ・・・。
七話目の『ハチの巣ダンス』は、友人のスマホがよからぬ男たちに拾われて、
スマホを返す条件として百万を要求されてしまう話。恐喝してきた相手には
嫌悪しか覚えなかったです。正直、ラストで明らかになる主人公と友人の関係
は説明されてもなんだかピンと来なくて、もやもやしたまま終わってしまった。
もうちょっとわかりやすい説明がほしかったなぁ。いや、私の理解力不足のせい
なんですけどね^^;;