ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

スペイン旅行記 < 4 >

スペイン旅行記、続きです。だんだん記憶が薄れてゆくので、早く書かなければ、という感じ
なのですが^^;

< バレンシア発(飛行機)―マラガ―グラナダへ >

バレンシアで一泊すると、翌日は早朝の飛行機に乗る為に4時半起き!起きた瞬間喉が
やばいことに・・・。相変わらず声が出ない。前日の食事の席では、他のツアー参加者の皆さんと
一緒になるのだが、せっかく仲良くなる語らいの時に、私は声が出ない。せっかく話かけて
下さるのに、相槌を打つのが精一杯。さぞかし、私は印象が悪いことだろう・・・。なんとか
友人が話を返してくれているが。とってもハスキーな声の人なんだなぁという位の印象で
留めておいてもらえると良いのだけれど・・・ああ、みんなともっとしゃべりたい。声が
出ないのがこんなにも辛いとは。

それはそうと、とにかく飛行機に乗ってマラガへ。実は、日本で申し込んだ時には、この
移動は飛行機でなく、バスだった。しかし、グラナダアルハンブラ宮殿の予約が12時しか
取れなかったそうで、それだとバス移動では間に合わない為、急遽飛行機に変わったのだ。
これは非常にラッキーだった。バスだったら7時間の道のりだったのだ!飛行機だと
せいぜい2時間。この差は大きい。しかも、予定が変わったことで、旅行会社から5千円
のキャッシュバックのおまけまでついてきた。その為に早朝4時半起きだろうと、これは
ラッキー以外の何物でもないのだった。

ピカソの生まれた街マラガに着き、バスでグラナダへ向かう。グラナダ
それは私が最も行ってみたかったスペインの街の一つ。何故かというと、高校時代から
傾倒していた作曲家ドビュッシーの名曲に「グラナダの夕べ」というのがあるからだ。
それを聴いて、漠然とグラナダに行ってみたかった。大した理由じゃないけど・・・。



さて、グラナダといえばアルハンブラ宮殿。そう、あの中山ミポリンとトヨエツのドラマ
(題名は何だったっけ?)で、SMAPの香取君が、ギターでしつこいくらいに弾いていた
アルハンブラの想い出」のあのアルハンブラだ。これも行ってみたい場所の一つ。

いや~~、もう、壁の彫刻の細かさには脱帽。すごい、すごすぎる。さすが世界遺産
どこもかしこも素晴らしいとしか言い様がない建築技術。芸術品です。
有名なアラヤネスのパティオには感動。本当に鏡のように宮殿が写っている。天気が良いので
非常によく生える。

アラヤネスのパティオ。みなさん見覚えありますよね?
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周りの庭園の植物も非常に手入れがされていて、美しい。日本で見かける植物もとにかく
巨大。気候がいいせいなのか、育て方が良いのか、おそらく両方だと思われるが、こんな
庭園で一日ぼーっとしてたいな~なんて思える。素敵だなぁ。蓮の浮かぶ池にはカエルがいたり、
木の上にはリスがいたり、動物たちもちらほらと顔を見せる。居心地良さそうだ。


よく見ると、カエルちゃんがいます。
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ライオンのパティオのライオンはなんだか微妙だが・・・。ライオンっていうより、
犬みたい。可愛いっちゃ、可愛いけど。


ライオンのパティオ。たてがみのないライオン・・・。
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上からの眺望も最高。どこもかしこも綺麗で見所一杯の場所で大満足。もっと時間かけて
ゆっくり見たい場所でもある。またいつか、来れたらいいな。

さて、移動が早く住んだ為、アルハンブラ宮殿からホテルに向かった後は夕食まで自由時間
だったのだが、この日が日曜だった為、ほとんど周囲のお店は休業。スペインは日曜はほとんど
のお店(飲食店は別)が休業日。日本だったら考えられないけれど、その辺りは徹底して
いる。そんな訳で、外に出ることもなく、ホテルの一室でのんびり過ごしたのだった。
ホテルはリゾート系のヨーロピアンタイプで、今回滞在した中で一番ヨーロッパの良き時代
を感じるホテルだった。


ホテルの部屋。とってもクラシカルで可愛らしい部屋でした。
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夕食はホテル内のレストランでチキン料理。これまたすごいでかい。ちなみに今回出て来た
スペイン料理にはほとんど前菜にサラダがついて来たのだけれど、これがまたすごい量。
サラダだけでお腹いっぱいになれる位盛られている。しかし、ドレッシングなどはかかって
おらず、テーブル上に置いてあるオリーブオイル・お酢・塩で各々好きなように味付け
するのが基本。素材の味は楽しめるけど、結構飽きるのが正直な所。


サラダはこんな感じ。普通~~のグリーンサラダです。
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夕食後は一旦部屋に戻り、フラメンコショーを見る為に再集合。はっきり云って、この辺りで
体力は限界に近づいている。フラメンコはこの旅行の目的の一つである位楽しみにしていた
けれど、その楽しみにも負ける位身体がふらふらして、このままベッドに潜り込みたいと
切望した。
生で観たフラメンコはやはり素晴らしかったけれど、後半はほんとにうつらうつらして
半睡状態。私の友人は完全に寝ていたそうだ。後で他の方にも聞いた所、みんな同じような
状態だったそう。この時点で11時半位だったので・・・。
しかも見終わった後、歩いて夜景ポイントまで行くというハードさ。はっきり云って
夜景なんぞどうでも良かった。早く帰りたかった・・・。


とっても狭い洞窟レストランの一角でショーがあります。
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ホテルに帰り着いたのは結局12時を遥かに回ってからだった。
しんどい一日が終わった・・・。


正直、この日が一番ハードでした。これで、7時間のバス移動だったらと思うと・・・
今考えてもラッキーだったなぁ。
では、今日はここまでとします。今日は書くことがいっぱいで長くてすみません。
お疲れ様でした。