ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

ケアンズ旅行記<1>

はいはい、どうも。ごくごく一部の期待しているお仲間さんの為、旅行記アップでございます。
今回、ワタクシめが行ったのは、オーストラリアのケアンズでした。
実はこのケアンズ、ちょうど遡ること10年前にも行っています。
ただ、その時は数枚の写真をあげて、私が行った国はどこ?というクイズ形式の記事に
した為、旅行記をちゃんと書いてないんですね。だから、今回はちゃんとケアンズの良さを
ご紹介したい!と思いまして、頑張って最後まで記事をあげたいと思っております。
長くなると思うので、数回に分けますね。


ではでは、一日目からスタート~。



ケアンズ旅行記 一日目・二日目>


出発の日は午前中仕事であった。相方も夜勤明けで帰って来て、お互いほぼ休憩せずに
空港へ。いつも空港へは電車で行っていたのだが、今回初めて車で行くことに。
予約しておいた成田空港近くのHIS提携の駐車場へ。6日間預けても4000円しない
くらい。リムジンバスや成田エキスプレスだと一人あたり片道3000円以上はして
しまうので、ガソリン代と高速代を足しても割安。ただ、相方が夜勤明けの寝てない状態
での運転だったので、そこはちょっと不安だったのだが(本人は大丈夫、大丈夫と
言っていたけれど、後で、やっぱり疲れた~としみじみとぼやいていた。そりゃそうだろう)。

今回、飛行機は人生初のLCC(格安航空会社)。できればカンタスとかで行きたかったが、
ケアンズへの直行便がない。カンタスで行ったとしても、結局ジェットスターとの共同運行便に
なるらしい。
不安だったが、安いし、何より直行便という使いやすさにつられて、ジェットスター
を選択した。ツアーは天下の(?)HISである。もちろん、安いから。
しかし、後に明らかになるのだが、安いにはそれなりに理由があるからなのだった・・・。

そして、LCCが安いのにも、当然ながら、しっかりと理由があった。まず、空港の第三ターミナル
に行くまでが遠い。第三ターミナルに行くまでには、第二ターミナルからバスに乗らなければ
いけない。せいぜい5~10分程度なのだが、15分間隔くらいにしか通ってない。
たまたま私たちはちょうどバスが来ていたから良かったが、行ったばかりだと次のバス
まで結構待たなければならないだろう。
そして、第三ターミナルの作りにも驚かされた。あまりにも簡易な作りすぎて。
第一第二ターミナルとの差がすごい。天井はダクトみたいなのがむき出しだし。
何かの工場みたい。狭いし、客が座る椅子も少ない。しかし、客は溢れんばかりに
いっぱいいた。
そして、普通の航空会社では当然無料で受けられるサービスのほとんどが有料。
機内食も、飲み物も、毛布やアイマスクや耳栓も、機中で見られる映像サービスすら、
すべてにお金がかかる。シビア・・・。
ただし、私たちが申し込んだHISのツアーでは、機内食や毛布などのサービスが料金に
含まれているコンフォートパックつきの席だったのでありがたかった。
しかし、機内食は正直、期待しないほうが良い。今まで食べた中で一番美味しくなかった・・・。



ジェットスター。でも、ボーイング機なんですよね、一応。今まで事故が起きたことがないらしい。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023130.jpg


機内食はチキンかチャーハンの二択。チキンを選択。ほんとに、チキンと、付け合せのポテトしか
入っていない。とりあえず完食したものの、脂っこくて、後で胃もたれした・・・。
紅茶はティーパック。

機内食(夕食)。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023140.jpg


到着1時間前くらいに朝食が出る。ティーかコーヒーと言われて、今度はコーヒーと
答えたら、丁度きれていて、後で持ってくると言われたのでずっと待っていたのだが、結局
最後まで持って来てもらえなかった。LCCではよくあることらしい。LCCで飲み物をもらう
場合は、その場にある飲み物を要求した方が良いそうだ。後で持って来ると言われて
持って来てもらえる方がまれだと思っていた方が良いようだ。飲み物が来ないので食べずに
持って行こうとしたら、オーストラリアには持ち込み禁止と言われ、慌てて食べた。

朝食(たぶん)。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023230.jpg


成田からケアンズまでは、だいたい7時間くらい。映画観るにもお金かかるので、
寝るか本読むかで時間をつぶした。意外とあっという間だった。
夜便で時差は一時間(あちらの方が一時間進んでいる)。現地到着は、早朝5時過ぎ。
ね、眠い・・・。

ケアンズ国際空港。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023240.jpg


空港に着いたら、HISの現地係員がお出迎え。そこから、他のツアーの人たちと共に、
早朝の貸し切り動物園へ。着いてすぐに観光が始まるのは、さすがにキツかった。
相方も念願のコアラ抱っこつきなのだが・・・。


バスで動物園に向かう途中。朝焼けがきれいだが・・・。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023250.jpg


ハートリースアドベンチャーズは、世界遺産熱帯雨林の中にあるという、珍しい動物園。
ほんとに、森の中にある感じ。日本の動物園とは全く違い、展示方法もかなりざっくり
している。野生に近い展示方法と言えば聞こえは良いが、ほとんど手入れせずに囲いだけ
して展示しているって感じだ。動物がいる囲いの中も、こまめに掃除されているとは言い難い。
ただ、敷地は巨大で、オーストラリアで一番大きい動物園なのだそう。


入ってすぐにクロコダイルがいる。だらっとしている(笑)。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023300.jpg


カソワリ。別名『火喰い鳥』(喉の部分が赤くて、火を飲み込んでいるように見えるかららしい)。
世界で三番目に大きい飛べない鳥。顔の部分の青がとっても鮮やかで綺麗で見とれてしまった。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023310.jpg


ウォンバット。動く姿も寝てる姿もめっちゃ可愛かった。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023320.jpg


今回最大の目的。コアラさん!めっちゃ可愛い。園内に結構無造作にいてビックリ。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023140.jpg0


飼育員さんが一匹のコアラを木からおろす。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023340.jpg


コアラを見ながら朝食を食べられるレストランに連行されていった。お仕事の時間らしい。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023330.jpg



船でクロコダイルがいる川を巡っているところ。ディズニーランドのジャングルクルーズみたい。
クロコダイルがジャンプしてエサに食いつく姿は迫力あった。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023140.jpg1


もちろん、その後ツアー客全員が、一人づつコアラと抱っこする写真を撮った。
毛はほわほわしてて、あったかかった。可愛かったなぁ・・・!!!
コアラは、とてもストレスに弱い動物で、国の法律かなんかで一匹あたり一日30分しか
働けないのだそう。HISのガイドさんが、『私たちはこれをコアラの労働基準法
言っています』と説明していたのが可笑しかった。
そんなわけで、コアラ抱っこの時間も一人ほんとに数十秒で終わってしまう。
流れ作業のようだった。

動物園見学が終わったら、バスで市の中心街にあるHISツアーデスクへ。
そこで各自の工程表等をもらって、ようやくホテルへ。
ホテルまでは、ツアーデスクからHISのツアー客専用の巡回バスが出ていて便利だった。
HISで提携しているいくつかのホテルを巡る、ツアー客のみが使える専用バスなのだ。
一時間に一本くらいしか出ていないのだが、無料で予約もなしに乗れるので、
旅の間何度も利用した。ホテルが、中心街からかなり外れた郊外にあったので・・・
(バスで市内から40分くらい。遠い・・・)。
バスの時間まで少し時間があったので、ツアーデスクの入っている建物のすぐ隣にある
スーパー(ウールワース)で夕食や翌日以降の朝食のパンなどを購入(朝食つきでない
ツアーだったため)。基本、物価は日本よりも高いと感じた。


ホテルの部屋。意外と広い。設備は普通。窓からの景色は、熱帯雨林の森のような庭。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023140.jpg2


お風呂。バスタブがあって感動した。オーストラリアでは、ついてないホテルも多いらしいので。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/belarbre820/20010101/20010101023140.jpg3


とにかく疲れていたし、丸一日お風呂に入っていなかったので、着いてすぐにシャワーを
浴びようと、お風呂に入った。
・・・しかし、シャワーを出した瞬間、・・・アレ?
何度蛇口との切り替えの棒を引っ張っても、シャワーのお湯がほんのちょっとしか出ないのだ。
相方に見てもらったが、やはり結果は同じ。これでは、髪を洗うなど到底ムリ。
仕方がないので、その場は蛇口から無理矢理髪や身体を洗ったが、毎日これでは困る。
どうしたものかと思って途方に暮れていたら、たまたまホテルの従業員の女性が用事で
私たちの部屋を訪れてくれたのを幸いと、相方が片言の英語と身振り手振りでシャワーの
調子が悪いことを伝える。すると、修理の人を呼んでくれて、無事シャワーヘッドを
交換してもらえたのだ。その後は快適にシャワーを浴びることが出来た。良かった・・・。

疲れ果てて二人とも体調も悪かったので、夕食は市内のスーパーで買っておいた惣菜パンで
簡単に済ませ、早めに就寝。布団で眠れることがこれほどありがたいと感じたことは
なかったかもしれない。



ということで、長い長い一日が終わりました。ほんとに、初日(というか二日目?)の
夜は、二人とも体調最悪で、出だしからこれじゃ、このさきどうなるの!?と
不安しかなかったです。
長くてすみません^^;
最後まで読んでくださった奇特な方、どうもありがとうございました。
続きも読んで頂けると嬉しいです。