ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

スペイン旅行記 < 5 >

スペイン旅行記、4日目です。

< ミハス >

グラナダで一泊した一行は、早朝からバスに乗り、白い街ミハスへ。この辺りから徐々に
声は出るようになるものの、その代わりに咳が酷くなる。特に咳が酷くて明け方に目覚めて
しまい、相変わらずの睡眠不足。身体はずっとだるい状態だ。

それはそうと、ミハスについて。ミハスはコスタ・デル・ソルにある、とっても可愛らしい
小さな白い街。観光客にも大人気のスポットらしい。グラナダからはバスで2時間半程。
手製の可愛らしい地図を渡されて、2時間位の自由行動。道は狭く、基本的に坂ばかり。
右を見ても、左を見ても、可愛らしい白いお家が続く。しかし、似たような通りが続き、
なんだか地図のどこにいるのかわからなくなってくる。始めに入り口からすぐ近くに
あるらしき洞窟教会に行こうと歩を進めるが、何故か行き止まりの道へ・・・あれ、迷った?
後で聞いたら、すぐ見える所にあったらしいのだが・・・結局見れずに違う方面へ。
私たちの方向音痴はまだ序の口だったのだが、この時は知らずにいたのだった。


ミハスの街並。もっと可愛い所がいっぱいあったのに、写真撮ってなかった(T_T)
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頂上付近の教会と闘牛場を目指して歩く。ここにはすんなり辿り着いた。ここの闘牛場は
長方形をしていて、スペインで一番小さいらしい。門が閉まっていて、中に入れなかった
のがとても残念。外の壁沿いで写真を撮る。すぐ脇にある教会は、外側は至ってシンプル
で質素な作りなのだが、中に入ってみると、蝋人形らしきマリア様やキリストが非常に華美に
飾ってあり、予想外に綺麗な教会だった。しばし見惚れる。


教会内部。暗くて見づらいですね。すみません。
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教会を出た後は、お土産探し。日本人が経営している可愛いアクセサリーショップでアクセサリー
を買う。ここは添乗員さんも行きつけで、ミハスに来るといつも立ち寄って買い物をするそうだ。
日本では結構高額のクララビジューがかなり安価で手に入る。おみやげをのんきに見ていたら、
集合の時間が迫って来た。あと一箇所行きたいスポットがあった為急ぐ。しかし、地図を見ても
目的の場所に辿り着けない。やばい、時間がない!そこは諦めて、とにかく集合場所へ。
あれ?なんかおかしい。行けども行けども辿り着かない。も、もしや・・・。

迷いました。自由行動の前に、添乗員さんが注意していた‘まぎらわしい道’に、思いっきり
入り込んでしまっていたらしい。がびーん。やばい、あと10分しかない!!!!
とりあえず引き返して、人が多そうな道へ・・・走る!バス乗り場が!うわーん、良かった、
入り口だぁ・・・。無事集合5分前に集合場所に辿り着いた。びっくり。いや~まじで焦った。
今思い出してもあれは奇蹟だったと思う・・・。


ミハスを出発した一行は、3時間半の行程を経てセビリアへ。道中、頭の中では、かつで好き
だったTM NETWORKの「SPANISH BLUE」がエンドレスリピート。ご存知ない方も多いと思うが、
スペインの都市名がたくさん出てくる名曲だ。セビリアとこの次に向かうコルドバも出てくる。
スペインへの憧れは、この曲が原点ともいえるかもしれない。


< セビリア ~ カテドラル―ヒラルダの塔―スペイン広場 ~ >

セビリアは、今回滞在した都市の中では一番私のイメージに合うスペインの街。
青い空に生える黄色い壁の家々と、乾いた土埃の舞う道路。雰囲気たっぷり。


セビリアの街並み。画面下にいるのは私ではありません(笑)。
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世界遺産のカテドラルへ。
これまた素晴らしい建築技術が凝縮されている。圧倒。このカテドラルは世界で1、2位
を争う敷地面積を誇るらしい。天井がやたらに高い。パイプオルガンのとんでもない大きさ
に仰天。一体どんな音がするのか。聴いてみたかった。

同敷地内にあるヒラルダの塔に登る。私ははっきり云って高所恐怖症だ。登っても登らなくて
もいいなら、出来れば登りたくない。しかし、他のみんなは登るみたいだし、友人も当然の
ごとく登る姿勢だ。ここでだだをこねる訳にはいかない・・・塔からの眺めなんぞはっきり
云って見たいとも思わないのだが、登る以外に選択肢はないのだった。しかし、塔の上に行くのに
エレベーターなんぞない。ひたすら歩いて登る。狭い塔の中の螺旋状のスロープをぐるぐる
とひたすら登る。目が回りそう。その数40回は超えたんじゃないだろうか。疲れた・・・。
塔の上からの眺めは確かに綺麗だった。しかし、私にとっては怖いという気持ちの方が強かった。
あんなに辛い思いをしたのに・・・。


ヒラルダの塔。この高さを歩いて登るんです・・・。
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塔からの眺め。真下は怖くて覗けませんでした・・・。
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最後にスペイン広場で写真タイム。広い!噴水に虹が出ているのが綺麗だった。


スペイン広場。この建物、なんだったか忘れました・・・^^;
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そしてバスはコルドバへ。


と、今日はここまでです。いよいよ旅は佳境に入りました。風邪はだんだん咳に移行して
いる状態。セビリアの蒼い空と風邪は似合わなかったですね~。咳をしている自分が
情けなかったです。
読んで下さった方、ありがとうございました。続きはまた次回に。