みなさま、こんばんはー。
年に二回の薔薇記事更新です。ようやっと春薔薇もほとんど一番花が
咲き終わりになりました。世間様の薔薇は、まだまだ満開のところもたくさん
あるようですけれど。もちろん、まだまだ蕾をつけている株もあるのですが、
取り敢えず一通り咲いてくれたようなので、我が家の薔薇さんたちを
ご紹介致します。
今年の春は新苗三つ、開花株を一つ、計四株も苗が増えてしまいました。
春の間は、毎日ネットで薔薇苗の検索をしては、あれが欲しいこれが欲しいと
ぶつぶつ言ってました。病気です・・・。
新苗はまだまだ咲かせず蕾を摘み取って株の成長を見守っているところ。
順調に育っていますが、最近の雨続きのせいか、少しうどんこ病が発症
している子が・・・。今日お手製の重曹スプレーを噴射しておきましたが・・・
どうなるでしょうか。秋も咲かせず養生になるかなぁ。
苗によってはあまり花つきがよくなかったり、花弁が傷んで良い花が
咲かなかったりと気難しい子もいます。薔薇栽培は本当にちょっとしたことで
病害虫にやられてしまうので、難しいなぁと痛感する日々です。
写真もあまり良いのが撮れてなかったりもしますが、写真だけでも観て
頂けると嬉しいです。
ダブルデイライト
今年一番に咲いたのがダブルデライトさん。去年の秋はひとつも花をつけず、
調子を崩していたので心配していましたが、なんとかちょっぴり復活。
それでも、お花は3つくらいしかつけてくれなかったなぁ(しかもうち一つは
虫にくわれてしまった・・・)。それでも、咲いてくれたお花は素晴らしい出来
でした。とにかく香りがいいんですよ。姿も美しいですが。写真の子は赤と黄色の
コントラストが完璧ですね。これだけ赤が強く出ることはなかなかなかったので、
うっとりしちゃいました。
プリンセス・ド・モナコ
こちらも、去年の秋はあまり良い花が咲かなかったのですが、今年はたくさん
美しい花をつけてくれました。ゴージャスとしか言いようのない本当に美しい薔薇。
ブルーグラビティ
去年新苗で購入した子ですが、ぐいぐいと成長してくれて、今年は本当に
たくさんの美しい花を咲かせてくれました。今は二番花の蕾がついている
ところ。青が強くて涼しげで大好きです。
株全体に元気がないです。健気に美しい花を咲かせてくれていますが・・・。
知人から譲り受けたとても大事な薔薇なので、心配です。葉っぱも少し傷んで
いるのが見えますね。花咲かせない方がいいのかなぁ・・・。
タモラ
ヤフオクで購入した苗の割に、順調に成長してくれています。元気のいいベーサル
シュートも生えて来て、今後の成長が楽しみ。
シャリファ・アスマ
挿し木苗なので、なかなか株が充実しませんが、きちんと毎回蕾をつけて
くれています。可愛らしいお花ですよね~。
ロードリー・オベロン
確か買って二年くらいは経っているのですが、去年は一度も蕾をつけて
くれませんでした。虫にやられていたようです。今年の冬に植え替えをして、
肥料をあげたら、今春は素晴らしい花が咲いてくれました。しかもたくさん。
繊細な花弁ですが、完璧な花型と素晴らしい香り。想像を遥かに超えた素晴らしい
お花は、咲く度に感動させられてます。花の繊細さや香りの強さに反して、花持ち
も良いところも気に入っています(一般的に、香りと花もちは反比例するらしい)。
名前は、妖精王オベロンから。繊細な雰囲気が、名前とピッタリ。
グラハム・トーマス
去年の秋は全く花が咲かなかったので心配していましたが、春は順調に
花をつけてくれてほっとしています。ティー系の香りと明るい黄色が大好きな
薔薇さんです。
咲き進んだ写真も美しいのですが、蕾の赤をご紹介したくてこちらの写真に
しました。もっと初期の頃の蕾は、苺みたいな真っ赤なんですよ。不思議ですよね。
咲き進むと藤色になり、花弁も増えます。咲き始めから咲き終わりまで美しい。
ナエマ
大好きなナエマさん、今年の春は虫にやられて散々な目に・・・。虫除けの薬も
撒いていたのになぜ・・・(涙)。こんなボロボロの花弁の子しか紹介出来なくて
無念です。甘いピンクの美しい薔薇なのに。秋に期待します。
ジュード・ジ・オブスキュア
こちらはもっと悲惨。私のお気に入りのジュードさん。なかなか苗の成長が
思うように進みません。気難しいです。育てやすいと言われている薔薇の
筈なのですが、うちではなかなかの問題児。春は写真のこの花ひとつだけが
咲きましたが、これも虫にやられて花弁が酷い状態に。自慢のフルーツ香も
控えめでした。秋こそは・・・!!!
レディ・エマ・ハミルトン
秋よりも色味は薄いですが、ピンクとオレンジのグラデーションが美しい
お花がいくつも咲いてくれました。相方はとても気に入っていました。
香りが最高。去年の秋に咲いた子はもっとオレンジが強かったですね。
同じ花とは思えない。春と秋では全然違うお花が咲くことがあるというのも、
薔薇の面白いところだと思います。
ピエールさんは安定して花つき良し。ただ、せっかく房咲きで花数もたくさん
あったのに、雨でひどいことに・・・。一つの花が大きいだけに、雨に濡れると
花の重みで花首が垂れてしまうんですよね。写真は雨の前に咲いた子。
ジャルダン・ドゥ・フランス
姉から譲り受けたジャルダンさんも、今年は房咲きになってゴージャスに咲いて
くれています。今年は房咲きの割に一つの花も大きめ。明るいコーラルピンクは、
見るだけで明るい気持ちにさせてくれます。花持ちも良いので、摘み取って
部屋に生けると長く楽しめます。
エヴリン
今春は花つきイマイチ。咲いた花はすばらしい花型と香りでしたが。
こちらも挿し木苗なので、成長がゆっくりなんですよね。廃盤種でもう
普通に流通していないので、大事に大事に育てねば。
薫乃
春はあまりいい花が咲いていなかった薫乃さんですが、今年は花つきも良く、
花型も整っていて、良いお花がたくさん咲いてくれました。とにかく、香りは
いつまでも嗅いでいたくなるほど素晴らしい。ただ、雨に弱いらしく、雨が
続いた後は花びらが痛み気味。今までずっと雨の当たる場所に置いていたので、
慌てて軒下に移しました。
今年も虫にやられ気味のボレロさん。こちらも軒下の方がいいのかなぁ。
でも、花つきは相変わらず良し。健気に咲いてくれて、いつも良い子です。
今年の春は、香りも控えめ。香りのボレロと言われる本領はあまり発揮
されていないような。
アブラハム・ダービー
こちらもオベロンと同じで、去年は一度も蕾をつけなかったのですが、今年の
春にはじめて蕾をつけてくれました。いい香りと評判のイングリッシュ・ローズ
ですが、その威力を初めて体験しました。ほんと、いい香り。
イーハトーブの香(かおり)
GW明けに、めだかを買いに埼玉に行った際、かねてからずっと行ってみたかった、
バラ栽培で有名なロサオリエンティスの実店舗である、『バラの家』さんまで、
足を伸ばして行ってみました。そこで売っていた開花株です。香りを
嗅いだら、どうしても欲しくなってしまって。本当は、ロサオリの苗をもっと
買うつもりだったのですが・・・(新苗一つは買って来ましたが)。
名前の通り、岩手を代表するバラ。強香種。今は一番花が咲き終わったところです。
今年の春にバラ苗用の棚を増設しました。
今はこんな感じに苗を並べて育てています(一部薔薇以外も入ってますがw)。
もちろん、ここ以外にも置いてありますが。
中央の三つ並んでいる小さめの鉢が今年新苗で買った子たち。お花が紹介出来る日
が来るまで頑張って育てます(来年かな~)。その左横にもうひとつ、
ロサオリの新苗があります。
パパメイアンは開花が遅れていて、今蕾がついているところ。
かおりかざりは株が弱いので摘蕾中。
まだまだ、薔薇狂いは収まりそうにない私なのでした。
長々と見てくださった方、どうもありがとうございました。