２０１１年上半期ベスト

どうもみなさま、こんにちは。
今更ですが、今年も折り返しを（とうに）過ぎ、梅雨も明け、毎日暑いですが、
いかがお過ごしでしょうか。

今年は読書ペースが去年よりかくっと落ちてしまい、読書冊数もかなり減って
しまった為、上半期ベストは見送ろうかとも思いましたが、一応の半年分のおさらいも
兼ねて、重い腰を上げて、やっぱり書くことにしました。
読書メーターでさらっと今年読んだ本を振り返ってみたのですが、強烈にコレ！って
作品がそんなにないんですよね＾＾；どれも平均以上の面白さはあったけれど・・・
という感じで、ランキング付けするのが非常に難しい。
今回も、あまり深く考えずに、なんとなくの印象で良かったなぁ、と思う作品を
選んでみました。順位はあってないようなものなので、軽く流して見て頂けると
嬉しいです。そもそも、好きとか嫌いの判断基準が人とズレてる傾向にある人間
なので・・・＾＾；；
今年残念なのは、話題になっているミステリ作品があまり読めていないところ。
直木賞候補にも挙がっている高野和明氏の『ジェノサイド』も、評判の良い（らしい）
沼田まほかるさんの『ユリゴコロ』も、どちらも話題前に気になってはいたものの、
予約を迷っているうちに予約数がうなぎのぼりになってしまい・・・。読めるのは
せいぜい二年後くらいでしょうかねぇ・・・＾＾；
東野さんの『真夏の方程式』もやっとあと１３だか１４人待ちくらい。『麒麟の翼』
は早く読めたんですけどね～＾＾；

全体的に上半期をおさらいすると、ミステリ以外の作品の方が多い傾向にありました。
最近は、気に入った作家の新刊を追いかけることがほとんどなので、旧刊まで手が回らない
のが心苦しい。予約し過ぎるのも考えものですねぇ・・・。読書計画は計画的に、が
なかなか出来ない現状であります。

最近更新ペースが二、三日にいっぺんなのは、単に本が読み終わらないせいです。
多少夏バテ気味で体調的な問題の時もあるのですが＾＾；；
別にブログへの熱意が少なくなってる訳じゃありません。記事の更新が出来ないと、りコメント
する気もおきないもので、りコメントが遅れがちになってしまってすみません＾＾；

前置き長すぎですね。読書記事以外の文章を書くのが久しぶりなものでつい・・・＾＾；

では本題に入りましょう。
対象は、昨年末の年末ランキングに入らなかった作品～今日現在までに読んだ本すべて。
昨年は３０日に記事を書いたので、３１日に読んだ『下町ロケット』だけが去年の作品
ですが＾＾；
読んだ冊数は９９冊。なんと、１００冊も超えておりませぬ・・・ガーン。
しかも、去年はもっと早い段階で上半期ベストを書いて１１６冊読んでましたので（３日に
記事を書いている・・・）、相当のペースダウン。
あああ、今年は２００冊超えはもう無理だなぁ・・・しょぼん。
仕事が忙しくなって、職場で読めなくなったのと、自宅での読書時間もかなり減ってしまった
のが原因でしょうね。読書への熱意は全く失せていないのですけれど。あと、三月の震災の
影響も少しはあるかな。私の住む地域は計画停電とかもありましたしね。

という訳で（？）、まずは上半期ノンミステリベスト。

１．万城目学『偉大なる、しゅららぼん』
２．池井戸潤『下町ロケット』
３．金城一紀『レヴォリューションNo.0』
４．有川浩『県庁おもてなし課』
５．吉田修一『横道世之介』
６．辻村深月『本日は大安なり』
７．京極夏彦『オジいサン』
８．千早茜『からまる』
９．池上永一『トロイメライ　唄う都は雨のち晴れ』
１０．小路幸也『オブ・ラ・ディオブ・ラ・ダ』

次点：乾ルカ『六月の輝き』　桂望実『嫌な女』　加藤実秋『アー・ユー・テディ？』
　　　森見登美彦『四畳半王国見聞録』

続いて、上半期ミステリベスト。

１．米澤穂信『折れた竜骨』
２．辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』
３．三津田信三『作者不詳　上下　ミステリ作家の読む本』
４．東野圭吾『麒麟の翼』
５．島田荘司『Pの密室』
６．放課後探偵団（アンソロジー）
７．道尾秀介『カササギたちの四季』
８．東川篤哉『放課後はミステリーとともに』
９．田中啓文『獅子真鍮の虫』
１０．北山猛邦『私たちが星座を盗んだ理由』

次点：湊かなえ『花の鎖』　アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』

どうでしょう。みなさま、読まれた作品がありましたでしょうか。
そういえば、奇しくも、ミステリ・ノンミステリどちらも２位の作品が直木賞候補入り
していますね。私としては、どちらもとても好きな作品だったので、どちらかが受賞
したら嬉しいなぁ（同時受賞だったら、ちょっとした祭り騒ぎになるかも（笑））。
まぁ、ちょっと難しそうな気もしますが。池井戸さんはかつての問題が
ありますから、そろそろ獲らせてあげても良いのでは、と思いますけれどね。

暑いので、最後にみなさまに少しでも暑い夏を乗り切るべく、涼をお届け。
少し前に日帰りで軽井沢に遊びに行った時の滝の写真です。
マイナスイオンをいっぱい浴びて気持ち良かったです～。

一番上はかの有名な白糸の滝。他の二つはそこから歩いてすぐのところにある滝
なんですが、名前は忘れてしまった＾＾；
ご年配の立派な一眼レフの三脚つきカメラ持った団体さんが写真を撮りまくってました。
滝フェチ仲間なんだろうなぁ、あれ・・・。白糸の滝には小学生の団体さんが来ていて、
はしゃぎまくってました。一人、水に入って服を濡らしてしまって先生に怒られている子が
いました（苦笑）。
滝を見ているのは確かに心癒されるものがありました。
滝に打たれて修行ってのは、確かに無心になれて良さそうだ、とか思っちゃいました
（いや、やりませんけど！＾＾；）。

最後はランキングと関係ない話題ですみません＾＾；
下半期もたくさん良作が読めますように。

読んで下さった方、どうもありがとうございました。