ミステリ読書録

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「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」

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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
      監督:ゴア・ヴァービンスキー
      出演:ジョニー・デップオーランド・ブルームキーラ・ナイトレイ

ジャック・スパロウは、深海の悪霊と船乗りの間で悪名高いさまよえる幽霊船‘フライング・
ダッチマン’の船長デイヴィ・ジョーンズに多額の借金があった。困ったジャックは自分の保身
の為、仲間であるウィル・ターナーや、エリザベス・スワンを裏切ってしまうのだが・・・。


一日に「ゲド戦記」と2本続けて観ました。「ゲド~」を先に観て良かったかも。こちらはこれ
でもか、という位のサービス精神たっぷりの内容。観ている観客がどうすれば楽しめるのかを
すごく意識して作っているように感じました。
次々場面が変わるし展開が早いので少々ついて行くのが大変でしたが、所々にお笑い要素が
含まれていて、にやにやしっぱなしでした。面白かった!
離島のシーンが一番楽しめたかな~。ジャングルクルーズっぽい雰囲気も好きだし。
これぞ冒険活劇!という感じが良かった。
やはり、この映画はジョニー・デップで成り立っていますねぇ。おそらくこの映画は
ジャック派ウィル派で分かれるのでしょうけど、私は断然ジャックのキャラが好き。いや、
もともとジョニーのファンってのもあるんですけど。ジャックはジョニー・デップでなければ
つとまらないキャラって思える程、はまっている感じがします。

それにしても、エリザベスはすごいヒロインですねぇ。男装しちゃうし、戦っちゃうし、
男二人を手玉に取っちゃうし、ラスト近くで・・・もごもご。以下ネタバレなので省略。
でもねぇ、この作品を観てる限り、この女性に好感を持つことは無理ですよ。
少なくとも、私には無理。嫌い。ほんと、ラストの行動は・・・ふざけんなーっって
叫びたくなりましたよ。今回どのキャラにもそういう、ちょっとどうなの!?シーンが
あって、その辺りは気になったのですけど。

まぁ、全体的には徹底したエンターテイメントを狙った娯楽作品なので、純粋に面白かった
です。タコ船長は気持ち悪かったけど・・・これも夢に出てきそう^^;
3部作ということで、ラストは尻切れトンボって感じに唐突に終わるので、早く
次が観たいですねぇ。一体ジャックはどうなってしまうのだろう・・・。ああ、気になる。

あ、これから観に行こうという皆様、本編が終わっても、絶対エンドロールの最後まで
見届けて下さいね~。ちょっとしたにやりとするボーナストラックがありますので。