ミステリ読書録

ミステリ・エンタメ中心の読書録です。

菅野文/「オトメン(乙男) ⑧」/花とゆめコミックス刊

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菅野文さんの「オトメン(乙男) ⑧」。

突然倒れた祖父の面倒を見る為、福岡の学校に転校することになったりょう。ショックを受ける
飛鳥だったが、りょうの決意は固かった。せめて転校するまでに彼女に最高の思い出を作って
あげようと、彼女を喜ばせる企画を考える飛鳥たちだったが・・・。ファン待望の第8巻。


祝・ドラマ化!!!
というわけで、8月1日よりついにドラマが始まります。きっとそのうちドラマ化するだろう
と思っていたので、ついに来たか!という感じです。オトメンクラブのみなさまもきっと
そう思われていることでしょう(あれ、私だけだった?^^;)。まぁ、あまり原作のイメージを
崩さないで欲しいと願うばかりですが・・・。主役の子はなかなかのイケメン君なので、
飛鳥ちゃん役も結構はまっていそうです。りょうちゃん役の夏帆はかなりイメージからは
はずれているのですが・・・どんな感じになるのか、楽しみです。

ドラマスタートに合わせたのか、絶妙のタイミングで8巻が発売されました。商魂逞しいぞ、
白泉社

前回のラストで『りょうちゃん転校!?』と驚愕の展開を見せたことを受け、今回、りょうちゃん、
ほんとに転校してしまいます。充太も言ってたけど、やっぱり転校やーめたってオチになるかと
思ってたんですが、あっさり福岡に転校してしまいました。おいおい、これから遠距離恋愛もの
になってりょうちゃんの出番が減ってしまうのかな、とりょうファンとしは寂しく思ったのですが、
大丈夫。ちゃんと楽しめる展開が待ち受けております。むふふ。

それにしても、りょうちゃんの祖父・平八さん、強烈なキャラです。初登場シーンは、思わず
「う、海坊主さん・・・!!?」(byシティーハンター)と思いましたです。しかし、彼にも
大きな秘密が・・・!このとことん徹底したリアリティのなさがいいなぁ。これから飛鳥ちゃんと
平八さんの絡みが楽しみで仕方ないです。ニヤ。

今回もツッコミ所満載で大いに笑わせてもらいました。
そして、前回はあまり出番がなくて紹介できなかった多武峰語録ですが、今回は我らが
多武峰サマ、最高の名言を残して下さいましたよ。




『この世に 美しくならない女などいない

いざ咲かせん 華麗なる恋の花』




きゃーーーーー!!!銀ねず様ーーーー!私も美しくしてぇーーー!!!(バカ)
いやぁ、素敵すぎます。素敵すぎて悶えまくりでした。でろりん(溶けた)。

しかし、飛鳥ちゃんのお母様、またやらかしてくれそうですねぇ。初登場の飛鳥ちゃんの
いとこの春日(どうしてもオードリーを思い出してしまうが^^;)もひと癖もふた癖も
ありそうなキャラです。学園全体が不穏な動きに包まれつつありますが、シリーズキャラたち
の能天気さで乗り越えて行って欲しいものです。次も楽しみ。



ドラマは土曜の11時枠という変な時間なので、観忘れないようにしなくちゃ^^;
オトメンを知らなかった方も、是非一度観てみて欲しいです。そして、面白かったら是非
漫画の方も読んでみて欲しいです。本当に面白いですよ~!(ツッコミ所が満載で(笑))