どうもこんばんはー。
今日から2月なんですねー。ほんと、ひと月があっという間。この間あけまして云々
言っていたのになぁ。
1月もなんだかんだで忙しく、本はあまり読めなかったなぁ。
今回も前作からの読了本は三冊。
時間もないので、ちゃちゃっとまとめてご紹介します☆
今日から2月なんですねー。ほんと、ひと月があっという間。この間あけまして云々
言っていたのになぁ。
1月もなんだかんだで忙しく、本はあまり読めなかったなぁ。
今回も前作からの読了本は三冊。
時間もないので、ちゃちゃっとまとめてご紹介します☆
太田忠司「ミステリなふたり a la carte」(東京創元社)
大好きなシリーズ第三弾。景子さんも新太郎君も相変わらずで嬉しかったです。
今回も新太郎君のお料理が美味しそうだったなぁ。それにしても、新太郎君って、
ほんっとーに理想の旦那さまですね。読んだ女性はほぼ100%『こんな夫が欲しい~!』
と叫びたくなること請け合いです。顔よし性格よし家事能力も完璧。主夫とはいえ、
最低限の収入もある訳ですし(本人のやる気次第でもっと高収入にもなれるらしいですが、
とりあえず今は家事優先なので仕事量を抑えている模様)。
その上、推理能力にも長けているとくれば、刑事の景子さんにとってはこれ以上ないくらい
完璧な夫なんじゃないでしょうか。
職場では氷の女と恐れられている景子さんが、家に帰って新太郎くんを前にすると
途端にかわいい女性に変わってしまう、そのギャップがいいですね。職場であそこまで
冷酷で厳しい女性を装う必要があるのかどうかは疑問を感じないでもないですが・・・。
景子さんって、究極のツンデレ女性ですよね(苦笑)。ミステリとしてはゆるめでは
ありますが、一作ごとにそれなりにひねってありますし、最後の書きおろしでは、
完全にミスリードさせられていました。まさか新太郎君が景子さんにそんなこと!?と
思ったんで、何かからくりがあるんだろう、とは思ったんですけどね。そういうこと
だったのかー、と納得。楽しく読める一冊でした。
大好きなシリーズ第三弾。景子さんも新太郎君も相変わらずで嬉しかったです。
今回も新太郎君のお料理が美味しそうだったなぁ。それにしても、新太郎君って、
ほんっとーに理想の旦那さまですね。読んだ女性はほぼ100%『こんな夫が欲しい~!』
と叫びたくなること請け合いです。顔よし性格よし家事能力も完璧。主夫とはいえ、
最低限の収入もある訳ですし(本人のやる気次第でもっと高収入にもなれるらしいですが、
とりあえず今は家事優先なので仕事量を抑えている模様)。
その上、推理能力にも長けているとくれば、刑事の景子さんにとってはこれ以上ないくらい
完璧な夫なんじゃないでしょうか。
職場では氷の女と恐れられている景子さんが、家に帰って新太郎くんを前にすると
途端にかわいい女性に変わってしまう、そのギャップがいいですね。職場であそこまで
冷酷で厳しい女性を装う必要があるのかどうかは疑問を感じないでもないですが・・・。
景子さんって、究極のツンデレ女性ですよね(苦笑)。ミステリとしてはゆるめでは
ありますが、一作ごとにそれなりにひねってありますし、最後の書きおろしでは、
完全にミスリードさせられていました。まさか新太郎君が景子さんにそんなこと!?と
思ったんで、何かからくりがあるんだろう、とは思ったんですけどね。そういうこと
だったのかー、と納得。楽しく読める一冊でした。
門井慶喜「こちら警視庁美術犯罪捜査班」(光文社)
門井さん久々の美術ミステリということで、楽しみに読み始めたのですが・・・う、ううーーん、
微妙でした・・・。美術薀蓄部分は面白いところもあったのですが、肝心のトリック部分が
どれも微妙。え、そんなオチ?と脱力させられる話が多かった。警視庁の美術犯罪専門の捜査班に
配属された美術オンチの青年刑事と、美大出の先輩女刑事がメインキャラなのですが、どちらも
キャラとしての印象が薄くて、いまいち好感も持てなかった。後輩青年の方がちょこちょこ
先輩女刑事に対して変な妄想抱いたりするところも、なんだか唐突で不要に感じたし。全体的に
薄っぺらい作品って印象しかなかったです。
『天才たちの値段』シリーズのようなキレの良さを期待したので、ちょっと期待はずれだった
かな。またあのシリーズ書いて欲しいです。
門井さん久々の美術ミステリということで、楽しみに読み始めたのですが・・・う、ううーーん、
微妙でした・・・。美術薀蓄部分は面白いところもあったのですが、肝心のトリック部分が
どれも微妙。え、そんなオチ?と脱力させられる話が多かった。警視庁の美術犯罪専門の捜査班に
配属された美術オンチの青年刑事と、美大出の先輩女刑事がメインキャラなのですが、どちらも
キャラとしての印象が薄くて、いまいち好感も持てなかった。後輩青年の方がちょこちょこ
先輩女刑事に対して変な妄想抱いたりするところも、なんだか唐突で不要に感じたし。全体的に
薄っぺらい作品って印象しかなかったです。
『天才たちの値段』シリーズのようなキレの良さを期待したので、ちょっと期待はずれだった
かな。またあのシリーズ書いて欲しいです。
深水黎一郎「世界で一つだけの殺し方」(南雲堂)
二作の中編が収められています。一作目の最後であの青年らしき人物が出て来たので「もしや・・・」
と思ったら、二作目でがっつり出て来ました。これって、神泉寺シリーズだったのですね~。
どうやら、このシリーズ、芸術シリーズと呼ばれているらしい(本書の帯にそう出ているようです)。
知らなかった^^;
全く違ったタイプの二作なのですが、タイトル通り、殺人方法が世界で一つなのはどちらも
間違いのないところだと思います。二作目のトリックはどこかで書かれている可能性がなくもない
かなーとは思うけれど、一作目は間違いなく初出じゃないですかね。っていうか、ほんとに
こんなこと可能なのか!?とも思ったのですけどもね。ただ、トリックとしては面白い。こういう
発想ができること自体、深水さんってスゴイなーと思うし。細かく伏線が張られているところにも
感心しました。
あと、主人公のモモちゃんのラストの豹変にビックリ。実の父親さえもが騙されていたなんて。
捲土重来やら夫唱婦随やら、難しい言葉を頻用する大人びた彼女のキャラが面白かったです。
今後も瞬一郎(神泉寺)と絡んで欲しいですね。
神泉寺シリーズらしいのはなんといっても後半の一篇の方でしょうね。瞬一郎の音楽薀蓄や
音楽を使ったトリック解説は、すごすぎてさっぱりついて行けなかったけれども^^;でも、
小難しいこと言ってるなー、すごいなーと思ってるだけでこのシリーズは満足なのよね。
トリック自体は非常に単純でわかりやすいものでしたしね(結論に至る推理過程は非常に難解で
何が何やらだったのですが^^;)。
鍵盤が多いピアノが存在するなんて知らなかったなぁ。ピアニストの坂巻の演奏よりも、
個人的には瞬一郎のピアノの方が聴いてみたいと思いました。
ミステリとしては非常に楽しめる二編でした。今年はなんと、あのおーべしみ警部(相変わらず
漢字の出し方がわからない・・・)主役の作品が上梓される予定なのだとか!!
いやー、楽しみ過ぎる。推理は多分・・・ほとんどしてないか、してても間違ってるか
のどちらかのような気がしなくもないですけどね・・・^^;
二作の中編が収められています。一作目の最後であの青年らしき人物が出て来たので「もしや・・・」
と思ったら、二作目でがっつり出て来ました。これって、神泉寺シリーズだったのですね~。
どうやら、このシリーズ、芸術シリーズと呼ばれているらしい(本書の帯にそう出ているようです)。
知らなかった^^;
全く違ったタイプの二作なのですが、タイトル通り、殺人方法が世界で一つなのはどちらも
間違いのないところだと思います。二作目のトリックはどこかで書かれている可能性がなくもない
かなーとは思うけれど、一作目は間違いなく初出じゃないですかね。っていうか、ほんとに
こんなこと可能なのか!?とも思ったのですけどもね。ただ、トリックとしては面白い。こういう
発想ができること自体、深水さんってスゴイなーと思うし。細かく伏線が張られているところにも
感心しました。
あと、主人公のモモちゃんのラストの豹変にビックリ。実の父親さえもが騙されていたなんて。
捲土重来やら夫唱婦随やら、難しい言葉を頻用する大人びた彼女のキャラが面白かったです。
今後も瞬一郎(神泉寺)と絡んで欲しいですね。
神泉寺シリーズらしいのはなんといっても後半の一篇の方でしょうね。瞬一郎の音楽薀蓄や
音楽を使ったトリック解説は、すごすぎてさっぱりついて行けなかったけれども^^;でも、
小難しいこと言ってるなー、すごいなーと思ってるだけでこのシリーズは満足なのよね。
トリック自体は非常に単純でわかりやすいものでしたしね(結論に至る推理過程は非常に難解で
何が何やらだったのですが^^;)。
鍵盤が多いピアノが存在するなんて知らなかったなぁ。ピアニストの坂巻の演奏よりも、
個人的には瞬一郎のピアノの方が聴いてみたいと思いました。
ミステリとしては非常に楽しめる二編でした。今年はなんと、あのおーべしみ警部(相変わらず
漢字の出し方がわからない・・・)主役の作品が上梓される予定なのだとか!!
いやー、楽しみ過ぎる。推理は多分・・・ほとんどしてないか、してても間違ってるか
のどちらかのような気がしなくもないですけどね・・・^^;
今回は私らしくミステリ三連発でした。やっぱりミステリはいいなぁ。むふ。